夢水清志郎
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夢水清志郎 (ゆめみず きよしろう)とは、はやみねかおるの著作、名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズの主人公である。
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[編集] 人物
自分で名探偵と言い切る程の自信家、(名刺や表札にも"名探偵 夢水清志郎"と書いてある)常識や記憶力は持ち合わせていない社会生活不適応者の元M大学論理学教授。名探偵と名乗るにふさわしい知力・推理力はあるが、その頭脳を持って自ら考え出したクイズの答えを忘れることすらある。年齢不詳(本人も覚えていない)で見方によっては20歳~60歳に見える。身長は180センチ以上あるらしいが、非常にやせている。いつも黒い背広を着ている。
大食漢(わんこそばを270杯たべたことも)で自信家。岩崎三姉妹の隣人で洋館に住んでおり、彼女等からは「教授」と呼ばれる。
手先も器用で手品が得意で一時ハリー・フーディーニの再来とも呼ばれた。本に熱中するあまり、食事等を忘れることもある。ちなみに彼は推理小説好きの自転車屋のおじさんから話が合ったということで二千円で購入した自転車に「ユメミズスピードワゴンI世」という名前を付けている。煙草は主にハイライトを吸っていると思われる。社会不適応者だが、地球が太陽の周りをまわっていることを知っているため、シャーロックホームズよりはまし(しかし彼は地球が太陽系の惑星では無いと言ったこともある。太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星が彼の頭の中にある太陽系の惑星であるようだ。)
[編集] M大学での人物
彼は元はM大学の論理学教授だったが、下宿アパートに家賃をため(2年半分)、掃除もしなかった(この事が原因で同じ下宿の学生が彼を殺害する計画を立てた)ために追い出された。その後彼は、自分の研究室に寝泊りをし始め、約40000冊もの本をため込んだほか、度々講義を休講にしてごろごろしていた。学長とも仲が悪かった(金銭面のトラブルもあると思われる)らしく大学から追い出された。彼の大好きなソファー「美湖」・「美由」も大学から持ってきた。
[編集] 今までに解決してきた事件
- 神隠島事件(以前はHPで普通に見ることが出来た。現在は隠しページとして密かに存在してます)
[編集] 教授の珍劇
- 亜衣達の修学旅行でわんこそばを270杯以上を食す。
- 梅雨中「晴耕雨読」を掲げ、ずっと本を読み、まともな生活をせず家中カビだらけ。
- 亜衣達が某会社の映画のプロモーション撮影に出る事を知って、某会社に「事件が必ず起る」と脅迫じみた電話をする。
- 修学旅行に行きたいばかりに、「担任にお菓子を上げたら行けるかな」等珍発言連発。
- 手を変え名を変えて自作の電話(糸電話)を亜衣たちに売りさばこうとする。
- 引っ越そうとしたが引越し先を忘れて元の洋館に戻ってくる。
- 梅雨の時期に体にカビが生えていた
- 自分で考えた暗号の答えどころか解き方も忘れる。
- 修学旅行を、「シューガムチョコ」と間違えた(その時の彼の頭には、シュークリームとガムとチョコがメリーゴーランドに乗ってくるくる回っていた)。
- 亜衣、真衣、美衣を置いて旅行に行くと、必ず3人へのお土産として先っぽがグラグラの12色ボールペンを買ってくる。
[編集] その他
- 口に食べ物が入っているときに話すと、ファ行の言葉になる。
- ふぉふふぁ、ふぇふぃふぁんふぇいの、ふふぇふぃふふぃふぉふぃふぉふふぇふふぉ!
訳 ぼくは、名探偵の夢水清志郎ですよ!(口に食べ物が入っている為こういう言葉になっている)