大塔村 (奈良県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
大塔村(おおとうむら)は、奈良県南西部にあった村である。
2005年9月25日、吉野郡西吉野村とともに五條市に編入され消滅した。
目次 |
[編集] 地理
奈良県の南部、紀伊半島の中央部に位置し、紀伊山地を東西に分ける十津川沿いに村落を構える山間(やまあい)の村である。高地にあって澄んだ空気に包まれた当村での夜空に広がる星の煌めきは格別で、天文ファンの間では名の知れた場所である。特に高地に位置する為、夜間、雲が下降し一時的に霧になる事がある。霧が晴れた後は下界の光を霧が遮断する為、銀河などが比較的良く見える。一時的に霧や雨雲が掛かる事が良くある為、天文ファンの間では「霧の大塔」、「雨の大塔」とも言われる事がある。但し、霧が晴れた後の星空は格別な為、多くの天文ファンが集まる所以でもある。また、天文台は広い敷地を抱え、観望会などが催される。
2004年8月10日未明に宇井地区において大規模な地滑りが発生。現場付近で国道168号が通行止めとなっている。 迂回路は天ノ川の対岸を走る奈良県道734号高野辻道線。
[編集] 歴史
[編集] 交通
[編集] 道路
[編集] 国道
[編集] 県道
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光
- 星のくに(道の駅、天文台、プラネタリウム、宿泊施設、星乃湯)
- 大塔村郷土館
- ふれあい交流館(大塔温泉「夢乃湯」)
- 赤谷オートキャンプ場(森乃湯)
- 高野辻ビューポイント
- 宮の滝
- 水車小屋
[編集] その他
- 大阪大学核物理研究センター(RCNP)
- 大塔コスモ観測所(旧国鉄五新線 天辻隧道内)