大江橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大江橋(おおえばし)は、大阪市北区の堂島川(旧淀川)に架かる橋である。浪速の名橋50選にも選定されている。
目次 |
[編集] 概要
大阪市北区西天満2丁目および堂島浜2丁目と同区中之島を結ぶ、御堂筋に架かる橋である。鉄骨鉄筋コンクリート造りのアーチ橋で、橋長81.5m、有効幅員37.0m。
[編集] 沿革
歴史的には江戸時代の元禄年間、堂島の開発に伴って架けられた5つの橋(大江橋、渡辺橋、田蓑橋、堀江橋、船津橋)のうちの1つである。1909年に大阪市北区の一帯を襲った「北の大火」で焼失。翌1910年に復興と市電の開通に伴い、鉄橋として架け替えられた。
現在の大江橋は、大阪市の都市計画の一環としての御堂筋の拡幅工事に伴い、1930年に着工し1935年に完成した。掛け替えに先立ち、すぐ南側の土佐堀川に架かる淀屋橋とともに、1924年にデザインの一般公募がおこなわれた。
[編集] 地図
[編集] 周辺施設
南詰
北詰
[編集] 外部リンク
- 大阪橋ものがたり: 大江橋(大阪市都市工学情報センター)