天満橋
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天満橋(てんまばし)は大阪市の大川に架けられた橋。大阪市北区の地名。橋南詰周辺一帯の地域。
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[編集] 橋としての天満橋
天満橋(てんまばし)は、大阪の天満橋筋(大阪府道30号大阪和泉泉南線)の大川にかかる橋で、天神橋、難波橋と並ぶ浪華三大橋の一つ。 大阪市北区天満と大阪市中央区天満橋京町の間を結んでいる。
天満橋は、大阪では珍しい2階建ての橋になっており、上部は土佐堀通をまたぐバイパスになっている。天満橋南詰には、天満橋交差点があり、ここより北を天満橋筋、南を谷町筋という。
[編集] 橋の概要
[編集] 地域としての天満橋
[編集] 大阪市北区の地名
昭和53年(1978年)、大阪市北区の住居表示実施に伴い誕生した町名。旧町名の、空心町、新川崎町、天満橋筋がそれぞれ分割され、その一部が天満橋一丁目~三丁目となる。地域は、橋の位置からは離れていて、大阪アメニティパーク(OAP)があり、天満橋筋に面している。また、中央区の天満橋交差点南西には、住居表示実施に伴う天満橋京町という町名もある。
[編集] 橋の南詰周辺地域
天満橋南詰の周辺には、地下に京阪電鉄天満橋駅と、大阪市営地下鉄天満橋駅。地上には大阪市営バスのバスターミナルがある。かつては京阪本線の終着駅であったことから、京阪電鉄のターミナルであった。天満橋交差点を挟んで京阪シティモールと、大阪マーチャンダイズマートビルの商業施設などがあるところから、一般的に天満橋といえば、大阪市北区の地名を指すのではなく、大阪市中央区の天満橋南詰周辺を指すことが多い。また、天満橋駅、および駅周辺を略して「てんま」と呼ぶことが近年増えているが、地名としての天満とは本来は天満組の地域、すなわち大川の右岸全域、現在の北区に対しての呼称であり、「てんま」と略すのは誤用だと考えられている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 大阪橋ものがたり: 天満橋(大阪市都市工学情報センター)