姫駅
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姫駅(ひめえき)は、岐阜県多治見市姫町にある東海旅客鉄道(JR東海)太多線の駅。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の交換可能な無人駅。ホームの有効長は4両である。
- 1番線:(上り本線)多治見方面
- 2番線:(下り本線)可児・美濃太田方面
新駅舎は扉のない構造で便所はなく、バリアフリーとするためスロープが設置されている。 外気との隔たりが大してなく当然空調もないため、初めて迎える冬期の待合いが利用者に案じられている。 なお待合所の隅には地元タクシー会社の無料呼出電話が置かれている。 駅舎には待合所の他、清掃用具や配電盤などが入っている施錠された倉庫もある。 ちなみに竣工直後タイルが剥がれるなどの欠陥があったが改修された。
- この駅の汲み取り式便所は旧駅舎と共に解体された。以前幾度か悪戯に遭い一時閉鎖を余儀なくされたため撤去されたものと推測される。
[編集] 駅周辺
- 多治見市役所南姫事務所
- 南姫小学校
[編集] 歴史
- 1918年(大正7年)12月28日 - 東濃鉄道(初代)の停留場として開業。旅客営業のみ。
- 1919年(大正8年)3月27日 - 駅に昇格、交換設備使用開始。貨物の取扱を開始。
- 1926年(大正15年)9月25日 - 東濃鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1928年(昭和3年)10月1日 - 姫駅(初代)廃止。新線上に姫駅(2代目)開業。
- 1959年(昭和34年)10月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東海の駅となる。
- 2005年(平成17年)12月20日 - 旧駅舎解体。
- 2006年(平成18年) - 新駅舎竣工。