小倉千加子
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小倉 千加子(おぐら ちかこ、1952年 - )は、大阪府生まれの心理学者であり、フェミニスト。専攻は女性学、ジェンダー論、心理学。医学博士。
[編集] 来歴・人物
早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。大阪成蹊女子短期大学、愛知淑徳大学文化創造学部教授を経て、大学を辞職し執筆・講演活動に入る。2006年4月現在、聖心女子大学文学部・早稲田大学法学部非常勤講師をつとめる。
[編集] 主な著書
- 『セックス神話解体新書』学陽書房、1988(のちちくま文庫)
- 『松田聖子論』飛鳥新社、1989(のち朝日文庫)
- 『風を野に追うなかれ』講談社、1989(のち学陽書房女性文庫)
- 『女の人生すごろく』筑摩書房、1990(のちちくま文庫)
- 『アイドル時代の神話』朝日新聞社、1990(のち朝日文庫)
- 『対談・偽悪者のフェミニズム』学陽書房、1991
- 『男流文学論』(上野千鶴子富岡多恵子との鼎談)筑摩書房、1992(のちちくま文庫)
- 『セクシュアリティの心理学』有斐閣選書、2001
- 『ザ・フェミニズム』(上野千鶴子との対談)筑摩書房、2003(のちちくま文庫)
- 『結婚の条件』朝日新聞社、2003
- 『17歳。 モット自由ニナレルハズ』PHP研究所, 2004
- 『「赤毛のアン」の秘密』岩波書店, 2004
- 『シュレーディンガーの猫 パラドックスを生きる』いそっぷ社, 2005
- 『幸福論』中村うさぎとの対談 岩波書店, 2006