小崎まり
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小﨑 まり(おざき まり、1975年7月16日 - )は、大阪府枚方市出身の女子陸上競技&マラソン選手。立命館宇治高等学校卒業(同校に1年後輩で、1996年アトランタ五輪女子10000m5位入賞の千葉真子らがいる)。現在ノーリツ所属(同僚に1年先輩で世界陸上エドモントン大会女子長距離代表の岡本治子らがいる)。
[編集] 経歴
- 2001年6月、日本選手権女子10000mで、優勝した同僚の岡本治子に次いで2位に入り、世界陸上エドモントン大会代表に選出された。
- 2001年8月、世界陸上エドモントン大会女子10000mに出走するが、入賞争いに絡めず、19位に終わった(岡本治子は9位、野口みずきは13位)。
- 2003年1月、大阪国際女子マラソンで初マラソン、2時間23分30秒で5位に入る。当時日本女子歴代9位の好記録であった(優勝は野口みずき、2位千葉真子、3位坂本直子)。
- 2005年1月、大阪国際女子マラソンで二度目のマラソン、2時間23分59秒で日本人トップの2位と健闘(優勝はエレナ・プロコプツカ、3位弘山晴美)。この成績により、世界陸上ヘルシンキ大会女子マラソン代表に即内定代表に選出された。
- 2005年8月、世界陸上ヘルシンキ大会女子マラソンの本番レースに出走。前半から先頭集団のハイペースにはつかずに自重、後半に追い上げたものの一歩及ばず、2時間30分28秒の15位だった(優勝はポーラ・ラドクリフ)。
- 2007年1月、大阪国際女子マラソンに1年5か月ぶりのフルマラソンに出走、2時間24分39秒で2位に入る(優勝は原裕美子)。
- 2007年3月、世界陸上大阪大会女子マラソン代表に、2大会連続2回目の選出となった。その後3月24日に、30歳の男性公務員と2年間の交際を経て、大阪市内で挙式を行った。結婚後も競技を続ける予定である。