小林祐梨子
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小林祐梨子(こばやし ゆりこ、1988年12月12日 - )は、兵庫県小野市出身の女子陸上競技選手(中距離種目)である。世界ジュニアを代表する選手でもある。
須磨学園高等学校在学中の2005年、世界ユース大会に出場し1500mで銀メダルを獲得。 さらにアジア選手権大会にはシニア代表として出場、1500mで銅メダルを獲得した。 また同年、スーパー陸上では1500mの高校新記録を樹立、直後には3000mの高校記録も更新した(記録は8分52秒33)。 2006年には全国高校駅伝にて20人抜き、区間新記録、3年連続区間賞を達成。同校の3年ぶり2度目の優勝の原動力となった。
2006年度横浜国際女子駅伝の日本代表チームに選抜され、自身は区間4位、チームは総合3位となった。IAAFグランプリ大阪大会にて1500mで4分07秒87の日本新記録をマークして、翌年の世界選手権参加B標準記録を突破。中距離種目で世界選手権参加標準記録を突破するのは至難の業と言われているが、それを高校生でやってのけている。800mで通用する中距離のスピードに加え、長い距離にも対応できるスタミナを持ち合わせておりポテンシャルの高さをうかがわせる。
陸上競技関係者の間では、久々の女子中距離界のホープということもあり期待は非常に大きい。 どんな距離にも対応できることもあり、どのように成長していくか非常に楽しみな選手である。
2007年4月から岡山大学マッチングプログラムコースへの入学が予定されている。
[編集] 自己記録
- 800m 2分05秒84
- 1500m 4分07秒86(日本記録)
- 3000m 8分52秒33(高校記録)
- 5000m 15分21秒37
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