山下貴史
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山下 貴史(やました たかふみ、1952年10月24日 - )は、平成期の政治家。北海道深川市長。元衆議院議員(一期)。北海道幌加内町出身。
[編集] 概要
北海道深川西高等学校卒業後、1971年4月 東京大学法学部入学。1976年、農林省入省。国際経済課長・国際企画課長・商業課長などを歴任。官僚時代には日本政府代表部一等書記官としてベルギーに三年間滞在するなどの経験をもつ。
1999年12月、農林水産省を退職し、2000年6月の第42回衆議院議員総選挙に自由民主党から出馬するが、小平忠正に2万9千票差で敗れ落選。2003年11月 第43回衆議院議員総選挙でも小平に1万5千票差で敗れるが、比例代表で復活し初当選。自由民主党では亀井派に所属。
2005年7月5日の郵政民営化法案の衆議院本会議採決では反対票を投じた。いわゆる郵政造反組の一人。このため、2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙では自民党の公認を得られず、無所属で北海道10区から出馬するが、「刺客」候補として送り込まれた飯島夕雁には票数で上回ったものの、小平忠正に3万1千票差の次点で落選。無所属の為、比例区復活はならなかったのに比べ、飯島は山下から5万7千票差の3位に終わるも、北海道ブロック比例1位にあったため復活当選した。
2007年1月21日、深川市の前市長の逮捕に伴う出直し市長選挙において当選した。