山口県維新百年記念公園
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山口県維新百年記念公園(やまぐちけんいしんひゃくねんきねんこうえん)は、山口県山口市大字吉敷にある都市公園。通称維新公園。陸上競技場、体育館、野外音楽堂などを備え、山口県におけるスポーツ・文化の拠点となっている。
山口県の外郭団体である山口県施設管理財団が指定管理者として管理にあたっている。
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[編集] 沿革
- 1963年(昭和38年)10月 第18回国民体育大会が山口で開催。主会場として山口市吉敷に県営陸上競技場が整備される。
- 1967年(昭和42年)6月 建設省(当時)が全国10カ所を「明治維新百年記念森林公園」に指定。そのうちの一つが県営陸上競技場周辺に指定され、山口県維新百年記念公園として整備が始まる。このとき陸上競技場は「山口県維新百年記念公園陸上競技場」となる。
- 1981年(昭和56年)7月 子育て支援施設「山口県児童センター」がオープン。
- 1984年(昭和59年)5月 多目的体育館「山口県スポーツ文化センター」がオープン。
- 1988年(昭和63年)3月 サッカー・ラグビー場がオープン。
- 1994年(平成6年)8月 野外音楽堂「ビッグシェル」がオープン。
[編集] 主な施設
[編集] 陸上競技場
- トラック:400m×8レーン
- フィールド:101m×71m
- 収容人員:23,000人(メインスタンド+芝生席)
- 日本陸上競技連盟公認の第1種公認陸上競技場(旧基準)であり、全日本実業団ハーフマラソンのスタート・ゴールとして利用されている。
- 2011年の第66回国民体育大会(おいでませ!山口国体)が山口県で開催される際も主会場として予定されている。現在はそれに向けた改築工事を実施中で、現在の第1種公認基準に合わせてレーン数が9に、スタンドは全面椅子席となる予定である。また、補助競技場も新設され、2007年から供用開始予定(本競技場改築中は代替施設として利用される見込み)。
[編集] サッカー・ラグビー場
- フィールド:150m×89m(うち芝生部:140m×71m)
- 収容人員:3,850人(メインスタンド+芝生席)
- Jリーグ入りを目指すサッカーチーム「レノファ山口FC」(中国社会人リーグ)のホームスタジアム。
- 収容人員の少なさもあり、主要な大会の県決勝戦には陸上競技場を使うことが多い。
[編集] 山口県スポーツ文化センター
- アリーナ(メインアリーナ)
- 37×62m(バレーボールコート4面相当)、約2,100人収容(可動椅子除く)
- レクチャールーム(サブアリーナ)
- 31×37m(バレーボールコート2面相当)
- 武道場
- 29.12×29.12m(柔道または剣道4面相当)
- メインアリーナでは年1回程度、Vリーグなど国内トップリーグの公式戦が開催される。
[編集] 野外音楽堂「ビッグシェル」
- 観客席:2,467席(うち固定席1,667席)
- 各種音楽・演劇に対応可能な設備が整っており、騒音にも配慮した構造となっているが、場所がわかりづらいのと園内の駐車場から遠い(駐車場の数も各施設共通のため決して多くない)のが難点。
[編集] アクセス
[編集] 外部リンク
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