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日本プロサッカーリーグ

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提案の要約:記録について, 記事の整理について, リーグの変遷欄について
日本プロサッカーリーグ
種類 サッカー
開始年 1992年
参加チーム 31(J1:18、J2:13)
日本
前回優勝チーム J1:浦和レッドダイヤモンズ、J2:横浜FC

日本プロサッカーリーグ(にほんプロサッカーリーグ、Jリーグ)は、財団法人日本サッカー協会が主催、社団法人日本プロサッカーリーグが主催・運営する日本プロサッカーリーグ。日本のサッカーの活性化・実力向上と、地域と一体となったスポーツ振興を目的に掲げている。

スローガンは「Join!」(1999-2004年)「Amazing,J.」(2005-06年)、「Will Be 見せたい未来がある。」(2007年)

目次

[編集] リーグの変遷

[編集] Jリーグ発足以前(-1992年)

Jリーグ発足以前、日本サッカーを取り巻く環境は非常に貧弱であった。すでに日本リーグ(JSL)が行われていたが、一試合の観客動員数も人気カードで数千人、平均では千人程度であり、天皇杯全日本サッカー選手権大会等のカップ戦を含めても年間20万~30万人程。サッカー日本代表の試合でも地方の小規模なスタジアムで開催し、それでも観客席はまばらな状況であった。社会人のトップクラスのチームでも練習設備は乏しく、試合会場のピッチは芝生が剥げ、冬になれば黄色く枯れ、雨が降れば水溜りが出来るものが一般的であった。選手はごく一部を除きアマチュアで、普段は会社員としての仕事をしており、サッカーに集中出来る環境ではなかった。

しかし1980年代後半、当時のFIFA会長であったジョアン・アベランジェからアジア初のFIFAワールドカップ開催を日本サッカー協会へ打診されると、一気にプロリーグ構想が推進されていく。まもなく日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の発足が決定。初年度は10チームの参加により開始することとなり、1992年に「Jリーグ ヤマザキナビスコカップ」が行われた。

[編集] Jリーグ開幕とJリーグブーム(1993年-1995年)

1993年5月15日、華々しく開幕したJリーグは、それまでメジャーなプロスポーツと言えばプロ野球プロゴルフ大相撲くらいしか存在しなかった日本に大きな衝撃を与えた。試合は満員の観客が集まりテレビ中継も頻繁に行われた、Jリーグ・サッカー関連の商品も多く売れ、クラブに大きな収入をもたらした。1993年には新語・流行語大賞を受賞した。

翌94年の1試合平均観客動員数は19,598人で、この記録は2006年シーズン終了時点でも破られていない。都市部にクラブが集中していたとは言えスタジアムの整備も現在と比べて行き届いておらず、さらに平日開催も頻繁に行った上でこの観客数は、当時のブームの大きさを窺わせる。

開幕当時、Jリーグの「企業に過度に依存しない経営」、「地域住民や自治体との連携」という考えは日本において極めて異色の独自性の強いものであったが、当初は「プロ野球のサッカー版」という見られ方をされることも少なくなかった。また、この時期は選手の年俸が国際市場価格と比較して異常なほど高騰し、後にJリーグ各クラブの経営を圧迫する一因となった。

現在では批判的に見られることの多いJリーグバブルではあるが、この時期にサッカーの認知度が劇的に向上しており、日本サッカーの発展に果たした役割は大きい。また数々の大物外国人や有名監督とのパイプも多くはこの時期に築かれている。

[編集] Jリーグブームの沈静化とクラブ経営の危機(1996年-2000年)

順調な発展を遂げていたように見えたJリーグだったが、この頃からブームの沈静化が始まる。観客動員数も急激に減少し、1994年に19,598人を記録した平均観客動員数も、1997年には10,131人と僅か3年で半分近くまで減少した(もっとも、プロ化以前と比較すれば数倍の数であるが)。

Jリーグが落ち込みを見せる中、Jリーグは1996年に「百年構想」を発表する。すなわち「企業スポーツの枠内から脱し、地域に根ざした新しいスポーツのあり方を模索する」という理念を掲げ、積極的にクラブ数を拡大して、最終的には全国に100のクラブを作ることを目標とした。

そしてさらに1998年には、横浜マリノス横浜フリューゲルスの合併(事実上のフリューゲルス消滅)が発表される。横浜フリューゲルスという、当時のJリーグクラブの中では比較的人気があり、成績も上位に定着しつつあったクラブの消滅は、Jリーグの理念と日本社会のスポーツに対する考えとの乖離が生んだ悲劇といえる。また横浜フリューゲルスの事実上の後継として横浜FCが発足したが、多くのファンはこの事件に失望してスタジアムに戻って来なかった。

しかし、このような深刻な危機を迎えたJリーグではあったが、フランスW杯への日本代表の出場と日韓共催W杯の開催決定を契機として観客動員数は緩やかながらも復調の兆しが見え始める。

そして1999年にはJリーグ参加を希望するクラブの増加に応えるべく二部制を導入。これにより地方を中心に多くのJクラブが全国各地に誕生することとなった。

[編集] Jリーグの成長と地域密着の浸透(2001年-2005年)

ブームが沈静化した97年頃から1試合平均1~1.2万人程度で推移していた観客動員数は、日本開催のW杯を控えた2001年に急激に好転しその後も徐々に増加を始める。Jリーグの活動方針の柱である地域密着の取り組みが徐々に浸透していったためである。

メディアに煽られた感の強かった発足当初の人気に対し、2001年以降の人気回復は地域や地方都市のローカリズムに寄って立つ比重が非常に大きい。本拠地をフランチャイズ(独占的商業地)ではなく「ホームタウン」と呼ぶことに象徴されるとおり、地域住民に自分の街のクラブという意識を強く抱かせることでサポーターと呼ばれる熱狂的なファン層を増やし、リピーター効果によって観客数を押し上げた。また、かつてはごく少数の企業等がクラブを保有したが、現在では大手スポンサーに加え、自治体や地域の市民たちでクラブを支える経営手法をとるクラブも多数生まれた。この「地域密着」の動きは日本のプロスポーツ界全体に広がることとなった(具体例としてアルビレックス新潟#アルビレックス成功の余波も参照)。

この動きにW杯開催によるサッカーブームが加わり、Jリーグは発足当初ほどの盛り上がりはないものの徐々にファンを増やすことに成功した。また、2部リーグの開設により参入への敷居が低くなり、全国各地にJ参入(もしくはその下のJFL)を目標とするクラブが誕生した。これらの事象は、Jリーグ発足当時から目指してきた事柄が、10年以上の時間を掛けてようやく形となってきた、と各メディアで分析された。

[編集] Jリーグの現在と未来(2006年-)

Jリーグは06年現在、J1、J2合わせて31クラブが所属している。Jの将来構想委員会報告書によると、2010年までに36クラブ(J2を18クラブ)に拡張させることが望ましい、としている。また、リーグ全体の競技レベルを維持するため、当初予定されていたJFLとの入れ替えは当面行わず、ゆっくりとJ2の拡大を行っていく考えを示している。また、Jリーグ空白地帯である東北北部・北陸・山陰・九州南部・沖縄などにチームが必要との声も多い。また、チーム数増加によるレベルの低下も懸念されており、外国人枠の増加なども叫ばれている。

この節は執筆の途中です この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] 沿革

[編集] リーグ構成

[編集] Jリーグ ディビジョン1 (J1)

Jリーグが2部制となる以前にもジャパンフットボールリーグ(旧JFL)1部リーグの略称としてJ1が使われたことがある。

[編集] 試合方式(2006年)

  • 18チームによる2回総当りホーム&アウェイ方式1シーズン(通年制 34試合)の成績で順位を決定する。
  • 勝ち点は勝ち3点、引き分けは双方1点、負け0点。最終的に勝ち点の多いチームが優勝。同点の場合、得失点差→総得点→直接対決成績→抽選で決める。ただし、優勝決定の場合、抽選を行わず両クラブを優勝者とする。
  • 17,18位のチームが自動的に降格し、翌年はJ2となる。16位チームはJ2の3位チームと入れ替え戦を実施する。

[編集] 2007年の参加チーム

チーム名 ホームタウン ホームスタジアム J1参加年度
鹿島アントラーズ 茨城県鹿嶋市潮来市神栖市鉾田市行方市 カシマサッカースタジアム 1993年-
浦和レッドダイヤモンズ 埼玉県さいたま市 埼玉スタジアム2002さいたま市浦和駒場スタジアム 1993-1999年、2001年-
大宮アルディージャ 埼玉県さいたま市 さいたま市大宮公園サッカー場 2005年-
ジェフユナイテッド市原・千葉 千葉県千葉市市原市 フクダ電子アリーナ 1993年-
柏レイソル 千葉県柏市 日立柏サッカー場 1995-2005年、2007年-
FC東京 東京都全域 味の素スタジアム 2000年-
川崎フロンターレ 神奈川県川崎市 等々力陸上競技場 2000年、2005年-
横浜F・マリノス 神奈川県横浜市横須賀市 日産スタジアム三ツ沢公園球技場 1993年-
横浜FC 神奈川県横浜市 三ツ沢公園球技場 2007年-
ヴァンフォーレ甲府 山梨県甲府市韮崎市を中心とする全県 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 2006年-
アルビレックス新潟 新潟県新潟市聖籠町 東北電力ビッグスワンスタジアム新潟市陸上競技場 2004年-
清水エスパルス 静岡県静岡市 静岡市日本平スタジアム 1993年-
ジュビロ磐田 静岡県磐田市 ヤマハスタジアム 1994年-
名古屋グランパスエイト 愛知県名古屋市 名古屋市瑞穂公園陸上競技場豊田スタジアム 1993年-
ガンバ大阪 大阪府吹田市 万博記念競技場 1993年-
ヴィッセル神戸 兵庫県神戸市 ホームズスタジアム神戸 1997-2005年、2007年-
サンフレッチェ広島 広島県広島市 広島ビッグアーチ県営広島スタジアム 1993-2002年、2004年-
大分トリニータ 大分県大分市別府市佐伯市を中心とする全県 九州石油ドーム 2003年-

[編集] 過去の参加チーム

過去にJ1(1998年以前はJリーグ)に所属したことのあるクラブチームを以下にあげる。(2007年の所属クラブを除く)

チーム名 J1加盟年度
コンサドーレ札幌 1998、2001-2002年
ベガルタ仙台 2002-2003年
横浜フリューゲルス 1993-1998年(消滅)
ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ 1994-1999年
東京ヴェルディ1969 1993-2005年
京都パープルサンガ(現京都サンガF.C. 1996-2000年、2002-2003年、2006年
セレッソ大阪 1995-2001年、2003年-2006年
アビスパ福岡 1996-2001年、2006年

[編集] 過去の優勝チーム

  • 1993~95年は前後期同一チーム完全優勝の場合でも、各ステージの2位同士のプレーオフを開催し、その勝者がチャンピオンシップ(年間王者決定戦)に出場できる方式を採用し、チャンピオンシップを必ず開催することになっていた。だが、この間は完全優勝がなかった。
    • 1993~95年まで(この3年間は年間4回総当りを1ステージ2回ずつに区切って開催)の第1ステージは「サントリーシリーズ」、第2ステージは「日本信販・NICOSシリーズ」として開催。
    • 1995年は、14チームで年間4回総当りを行うと1チーム52試合となり、選手の健康負担が増える可能性があることから一時は1シーズン制での3回総当り(1チーム39試合)にすることも検討されていたが、当時のリーグ戦ステージ・スポンサーを含むオフィシャルスポンサーとの契約上の問題(1995年度一杯まで契約があった)から断念し、結局4回総当りを維持。代りにナビスコ杯を休止にした。
  • 1996年は初の1シーズン制を採用しチャンピオンシップは開催せず、その代わりとしてサントリーカップ・96チャンピオンズファイナル と題する大会が開催される。その時はリーグ戦とナビスコカップの上位2チームずつが決勝トーナメントに進出してその年のJリーグ総合王者を決める方式を行った。
  • 1997年以降は再び2シーズン制を導入し、同一チーム完全優勝の場合はチャンピオンシップを行わないことになった。(チャンピオンシップの成績はその項を参照)
  • 2005年シーズンからは1シーズン制となるので、チャンピオンシップは行なわれない。
  • 優勝チーム特典としてAFCチャンピオンズリーグ(※)、A3チャンピオンズカップ、並びにゼロックス・スーパーカップの各大会出場権が与えられる(なお天皇杯との2冠を達成した場合、AFCはリーグ2位チーム、スーパーカップは天皇杯の準優勝チームが繰り上げ出場する。またA3は日本で開催される場合にはJ1の優勝チーム以外からの推薦出場枠がある。2003年と2006年はナビスコ杯優勝チームが出場した)。
1993年から2000年まで年間優勝クラブにはアジアクラブ選手権の出場権が与えられた。また1992年はレギュラーリーグがなく、Jリーグナビスコ杯の優勝クラブ(ヴェルディ川崎)が国内リーグ優勝クラブ扱いでこの大会に出場した。
  • 2005年ガンバ大阪が優勝し、ようやく13年目にして初めて大阪を本拠地としているチーム(関西としても初)が優勝したが、東京を本拠地としているチームの優勝は今のところない(ただし、東京を本拠地とするチームは2000年昇格のFC東京が最初。なお、ヴェルディは東京に移ってからのリーグ優勝経験はない)。
  • 2006年浦和レッズ初優勝。1999年の2部制移行以後、J2降格および在籍経験を持つチームが優勝したのは史上初である。
年間優勝チーム 第1ステージ 第2ステージ
1993年 ヴェルディ川崎 鹿島アントラーズ ヴェルディ川崎
1994年 ヴェルディ川崎 サンフレッチェ広島 ヴェルディ川崎
1995年 横浜マリノス 横浜マリノス ヴェルディ川崎
1996年 鹿島アントラーズ (1シーズン制)
1997年 ジュビロ磐田 鹿島アントラーズ ジュビロ磐田
1998年 鹿島アントラーズ ジュビロ磐田 鹿島アントラーズ
1999年 ジュビロ磐田 ジュビロ磐田 清水エスパルス
2000年 鹿島アントラーズ 横浜F・マリノス 鹿島アントラーズ
2001年 鹿島アントラーズ ジュビロ磐田 鹿島アントラーズ
2002年 ジュビロ磐田 ジュビロ磐田 ジュビロ磐田
2003年 横浜F・マリノス 横浜F・マリノス 横浜F・マリノス
2004年 横浜F・マリノス 横浜F・マリノス 浦和レッドダイヤモンズ
2005年 ガンバ大阪 (1シーズン制)
2006年 浦和レッドダイヤモンズ

[編集] Jリーグ ディビジョン2 (J2)

[編集] 試合方式(2006年)

  • 13チームによる4回総当りの通年制(1シーズン制 年間48試合)。1、2位のチームがJ1の17、18位のチームと入れ替わって翌年のJ1昇格。また、3位チームはJ1の16位チームと入れ替え戦ホーム・アンド・アウェー方式で対戦。入れ替え戦ではアウェーゴール方式が採用される。
  • ただし上位2チームのうちどちらかがJ1参入条件を満たしていない場合は、入替え戦敗者がJ1昇格(あるいは残留)となる。上位2チームが両方ともJ1参入条件を満たしていない場合はさらに下位チームに昇格権が与えられる。(なお過去に上位2チームがJ1参入条件を満たしていないことはなかった)
  • 勝ち点は勝ち3点、引き分けは双方1点、負け0点。最終的に勝ち点の多いチームが優勝。同点の場合、得失点差→総得点→直接対決成績→決定戦で決める。なお、決定戦は主催者が特に必要とした場合に実施する。行わない場合は抽選で順位を決める。

[編集] 2007年の参加チーム

チーム名 ホームタウン ホームスタジアム
コンサドーレ札幌 北海道札幌市 札幌ドーム札幌厚別公園競技場
ベガルタ仙台 宮城県仙台市 ユアテックスタジアム仙台
モンテディオ山形 山形県山形市天童市鶴岡市を中心とする全県 NDソフトスタジアム山形
水戸ホーリーホック 茨城県水戸市 笠松運動公園陸上競技場
ひたちなか市総合運動公園陸上競技場
ザスパ草津 群馬県草津町前橋市を中心とした全県 敷島公園陸上競技場
同群馬県サッカー・ラグビー場
東京ヴェルディ1969 東京都 味の素スタジアム
湘南ベルマーレ 神奈川県厚木市伊勢原市小田原市茅ヶ崎市
秦野市平塚市藤沢市大磯町寒川町二宮町
平塚競技場
京都サンガF.C. 京都府京都市 西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
セレッソ大阪 大阪府大阪市 大阪長居スタジアム、大阪長居第2陸上競技場
徳島ヴォルティス 徳島県徳島市鳴門市美馬市松茂町板野町
北島町藍住町を中心とする全県
徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場
徳島市球技場
愛媛FC 愛媛県松山市を中心とする全県 愛媛県総合運動公園陸上競技場
アビスパ福岡 福岡県福岡市 東平尾公園博多の森球技場
サガン鳥栖 佐賀県鳥栖市 鳥栖スタジアム

[編集] 過去の上位チーム

2003年までは自動昇格の2位まで、2004年からはJ1・J2入れ替え戦出場の3位までを記した。
優勝チーム 準優勝チーム 3位チーム
1999年 川崎フロンターレ FC東京  
2000年 コンサドーレ札幌 浦和レッドダイヤモンズ
2001年 京都パープルサンガ ベガルタ仙台
2002年 大分トリニータ セレッソ大阪
2003年 アルビレックス新潟 サンフレッチェ広島
2004年 川崎フロンターレ 大宮アルディージャ アビスパ福岡
2005年 京都パープルサンガ アビスパ福岡 ヴァンフォーレ甲府(J1昇格)
2006年 横浜FC 柏レイソル ヴィッセル神戸(J1昇格)
  • 二度J2に降格し、二度J1に這い上がったチームは2006年現在京都サンガF.C.のみである。しかし2006年J2降格が決定。三度J2に降格したのも史上初である。

[編集] Jリーグ 準加盟クラブ(準会員制度)

Jリーグ準会員制度とは、将来構想委員会で制定された制度でありJリーグへの入会を目指し一定の基準を満たしたクラブがJリーグ準加盟クラブとして認定される。 準加盟クラブは、JFL所属クラブだけではなく、地域リーグまたは都道府県リーグ所属クラブでも対象とされるが、JFLにおいて4位以上の成績を収めた準加盟クラブのみがJ2入会が認められる。

過去に準加盟申請を行ったクラブは以下の通り
申請年月 申請チーム 所属リーグ 本拠地 結果
2006年8月 ロッソ熊本 JFL 熊本県 熊本市 承認
栃木SC JFL 栃木県 宇都宮市 審議継続
2007年1月 栃木SC JFL 栃木県 宇都宮市 承認 
ガイナーレ鳥取 JFL 鳥取県 米子市鳥取市 承認
FC岐阜 JFL 岐阜県 大垣市 審議継続→条件付承認 *1
FCペラーダ福島 東北リーグ2部 福島県 福島市 不認可  
  • *1 成績に加え、経営基盤の強化がJ2昇格の条件となる


[編集] 準加盟承認クラブ

[編集] Jリーグが主催する大会

J1、J2リーグ以外のJリーグが主催する大会は以下の通り。

[編集] 賞金・表彰制度

[編集] J1

[編集] リーグ戦(2005年~)

  • 1位 2億円、優勝杯(銀皿)、日本サッカー協会キャプテン杯、優勝旗
  • 2位 1億円、準優勝杯(銀皿)
  • 3位 8000万円
  • 4位 6000万円
  • 5位 4000万円
  • 6位 2000万円
  • 7位 1000万円

[編集] サントリーチャンピオンシップ(2004年まで)

  • 1位 2000万円、優勝杯(銀皿)、日本サッカー協会キャプテン杯、優勝旗
  • 2位 1000万円、準優勝杯(銀皿)

[編集] J2

  • 1位 2000万円、Jリーグカップ
  • 2位 1000万円、Jリーグカップ

[編集] 個人賞

  • 最優秀選手賞
  • ベスト11
  • 得点王
  • 最優秀新人賞(新人王)
  • 高円宮杯フェアプレー賞(チーム賞)
  • フェアプレー個人賞
  • 最優秀監督賞
  • 優勝チーム監督賞
  • 優秀主審賞
  • 優秀副審賞
  • Join賞

※得点王以外はJ1のみ

いずれも12月に横浜アリーナで行われるJリーグアウォーズにて表彰される。

[編集] 試合で着用するユニフォーム

  • 原則としてそれぞれのチームカラーベースの1stユニフォームを着用するが、チームカラーが重複する場合にはホームチームは1stユニフォーム、アウェーの場合は白ベースが中心の2ndユニフォームを使うことになっている(チームによっては3rdユニホームを取り入れているチームもある。以前は黒一色だけのユニホームは審判団と混同される恐れから使用が認められなかった)。
  • ただ、かつての横浜フリューゲルス(チームカラー:白)やアビスパ福岡(同:銀色)、ヴィッセル神戸(同:白と黒の縦縞)は、お互いが直接対決する時以外には対戦相手とユニフォームカラーが重複しないので、アウェーの試合のほとんども1stユニフォームだけでプレーできた。
  • それによる弊害もあった。1995年4月1日に開かれた第1ステージ・横浜フリューゲルス対サンフレッチェ広島(熊本・水前寺)の試合で、ホームの横浜Fは白ベースの1stユニフォームを着用しているため、広島の選手も本来紫ベースの1stユニフォームで試合するべきところを、間違えて白ベースの2ndユニフォームを持参してしまった。そのためサポーターから1stユニフォームのレプリカを借りて背番号をガムテープで貼りあわせて急ごしらえした。この後日本サッカー協会から広島に対し制裁金が課せられた。
  • Jリーグ初期に白ベースのチームはフリューゲルスしか所属していなかったので、ユニフォーム使用パターン表ではホーム用しか描かれていなかった。しかし何試合かで2ndユニフォーム(青)を着用することもあった。なお現在はJリーグ所属チームの中で1stユニフォームが白ベースのチームは無い。(かつてのアビスパ福岡は2ndユニフォームと1stユニフォームのカラーを入れ替え、ヴィッセル神戸はチームカラーごと変更している)。
  • 背番号に関しては1996年まで(天皇杯を除く)スターティングメンバーは1~11番、控えは12~16番(GKは1番と16番)を試合ごとに変える方式が取られたが、1997年以降はかつての日本リーグやジャパンサッカーリーグと同じく、選手個別で番号がつけられるようになった。2004年に改正され、欠番などが認められるようになった。それに伴い、現在では12番をサポーター用番号として欠番とするチームもある。現在の規定を以下に示す。
    1. 自然数(0、00を除く)であることが条件。
    2. 1番はGK専用。
    3. 2~11番はGK以外のフィールドプレイヤー用。
    4. 12番以降はポジションに関係なく着用可能。
    5. 1~40番に関しては欠番が認められる。
    6. 41番以降を使用する場合、入団順に着用し、41番以降は欠番とすることができない。
    7. 各選手は、1年間を通して同じ背番号を着用する。
    • Jリーグ発足初年度の1993年、鹿島アントラーズの石井正忠は6番から11番までの6つの背番号をつけて出場した。当時の鹿島は6番本田泰人、7番アルシンド、8番サントス、9番黒崎比差支、10番ジーコ、11番長谷川祥之のパターンが一般的だったが、この6人のうち出場停止処分を受けた選手や怪我で出場できない選手がいた場合は石井が代役として使われたため、このような珍しい記録が生まれた。
    • また、1996年シーズンは、ガンバ大阪の今藤幸治は、スタメン出場時、GKの番号の1以外、2~11のFPスタメン番号全ての背番号を付けた。
  • J1リーグ年間チャンピオンチームは、日本サッカー協会のシンボルであるヤタガラスの付いたチャンピオンマークを翌シーズン、ユニフォームにつけることできる。
  • なおチームによっては背番号の下部に登録選手氏名をローマ字で表すこともある(背番号の上部スペースにはスポンサー名を記述することが一般的とされているため)。尚、国際大会に出場する場合は背番号の上部に氏名を表記することがある。
  • なお、ユニフォーム・サプライはリーグ戦については1996年度まではミズノが単独で全クラブのユニホームを提供、1997年度はミズノをはじめ、アンブロアディダスプーマがJリーグとサプライ契約をして各チームのユニフォームを提供したが、1998年以降現在は各チーム単位でスポーツユニフォームメーカーと契約する形式となっている(カップ戦については1992年から各チーム単位契約となっている。各チームのユニフォームサプライについてはそれぞれの項を参照されたい)。

[編集] 試合の開催日

  • J1は創設当初から2000年までは基本的に毎週土曜日が中心だった。(1993~95年の2ステージ制時代は水曜日の開催もほぼ恒常的に行われた)
  • J2は旧ジャパンフットボールリーグの時代とほぼ同じように1999年、2000年の2年間は主として毎週日曜日と月1~2回程度の木曜日開催が中心だった。
  • その後totoの導入に伴い、2001年は原則的にJ1、J2とも毎週土曜日中心の開催(J2は一部日曜開催あり)としたが、2002年からテレビ中継の日程調整も考慮しJ1は原則として2試合を日曜日開催とする分散型が取り入れられた。
  • 祝日以外の平日開催はすべてナイトゲーム(但し初期のころ一部の試合で水曜日開催ながらデイゲームで行ったケースあり)。週末分はデイゲームが基本だが、テレビ中継への配慮からナイトゲームが1-2試合程度(夏季は週末でもほぼ全試合)行われることがある。
  • 原則として最終戦は順位決定の有利・不利をなくす為、全試合とも開催日・キックオフ時間を統一している。特に2004年以後は終盤数節もそれらの試合日程を統一している。

[編集] 指導者資格ライセンスについて

  • 第1種チーム(トップ)の監督は日本サッカー協会公認S級指導者ライセンスを保持している者が指導すること。
  • 第1種チーム(サテライト)は同A級(以上)指導者ライセンス保持者、第2種以下は同B級(以上)ライセンス保持者が監督を務めることが出来る。

[編集] 審判員について

  • 日本サッカー協会の「サッカー公認審判員」の1級審判員の中より推薦、決定されJリーグ担当審判員となる。
  • Jリーグでは審判のレベル向上のため、一部の審判員にプロ審判員(スペシャルレフェリー、略称SR)制度を採用している。アマチュアが一般的なサッカー審判員のプロ化は世界でも珍しい例である。

[編集] 主催・主管団体およびスポンサー等

[編集] 主催団体

[編集] 主管団体

  • Jリーグ加盟各クラブ

[編集] オフィシャルスポンサー

[編集] リーグ戦

リーグ戦のオフィシャルスポンサーはJ1の試合会場で広告看板を掲示できる他、新聞や雑誌、放送媒体の広告でJリーグのロゴマークとともに「(企業名)はJリーグのオフィシャルスポンサーです」、あるいは「(企業名)はJリーグを応援しています」のクレジットを掲載できる特典がある。
J2ではこれらJリーグのオフィシャルスポンサーの広告看板は掲出されない(各クラブのオフィシャルスポンサーの看板がかかっている)が、1996年-1998年ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)でJリーグ準会員だったクラブのホームゲーム開催時にはゴール裏部分に各1枚ずつのオフィシャルスポンサーの広告看板が掲出された。
2005年シーズンからJ1各節1試合電動式回転広告板を導入している。導入される試合は各節注目の試合に設置される場合が多い。特に浦和レッズが絡む試合が多い。
スポンサースペシャルデー&スペシャルマッチ
  • 1996年にこれまでのステージスポンサーの制度が廃止されてから数年間に渡って、Jリーグではオフィシャルスポンサー企業が特定の節・試合を対象としてスポンサースペシャルデー、ないしはスペシャルマッチを開催した。試合会場ではスペシャルデーのスポンサー企業がキャンペーンプロモーションを展開した。

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国内プロリーグ : Jリーグ ディビジョン1 | ディビジョン2
ナショナルチーム : 男子 | 女子

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J1

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