山県郡 (広島県)
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山県郡(やまがたぐん)は広島県北西部にある郡である。人口29,978人、面積988.11 km²(2003年)。
現在は以下の2町で構成されている。
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[編集] 地理
中国山地の標高300~800mに位置し、西中国山地国定公園に指定された1000m程度の山々に囲まれた山間地域。
[編集] 産業
農林業・観光・レジャー産業が主な産業である。
[編集] 山県郡に属していた町村(1889年の市町村制施行当時)
- 大朝村(おおあさむら)
- 雄鹿原村(おがはらむら)
- 加計村(かけむら)
- 上殿村(かみとのむら)
- 川迫村(かわさこむら)
- 新庄村(しんじょうむら)
- 都谷村(つだにむら)
- 筒賀村(つつがむら)
- 戸河内村(とごうちむら)
- 殿賀村(とのがむら)
- 中野村(なかのむら)
- 原村(はらむら)
- 本地村(ほんじむら)
- 南方村(みなみがたむら)
- 壬生村(みぶむら)
- 八重村(やえむら)
- 安野村(やすのむら)
- 山廻村(やまもうりむら)
- 八幡村(やわたむら)
- 吉坂村(よしさかむら)
(以上20村)
[編集] 沿革
- 1889年4月1日市町村制施行。当時の村数は20村。
- 1898年2月10日加計村が町制施行して加計町になる(1町19村)。
- 1904年5月1日壬生村が町制施行して壬生町になる(2町18村)。
- 1922年1月1日八重村が町制施行して八重町になる(3町17村)。
- 1926年1月1日大朝村が町制施行して大朝町になる(4町16村)。
- 1928年4月1日山廻村が改称して美和村になる(4町16村)。
- 1933年8月1日戸河内村が町制施行して戸河内町(初代)になる(5町15村)。
- 1954年8月1日加計町(初代)と殿賀村が合併(新設合併)して新たに加計町が成立する(5町14村)。
- 1954年11月3日壬生・八重両町と川迫・本地・南方各村が合併(新設合併)して千代田町が成立する(4町11村)。
- 1955年3月31日大朝町(初代)と新庄村が合併(新設合併)して新たに大朝町が成立する(4町10村)。
- 1956年3月31日都谷・原・吉坂各村が合併(新設合併)して村名改称した上に町制施行して豊平町が成立する(5町7村)。
- 1956年9月1日戸河内町と上殿村が合併(新設合併)して新たに戸河内町が成立する(5町6村)。
- 1956年9月30日加計町(2代)と安野村が合併(新設合併)して新たに加計町が成立する(5町5村)。
- 1956年9月30日雄鹿原・中野・美和・八幡各村が合併(新設合併)して村名改称した上に町制施行して芸北町が成立する(6町1村)。
- 2004年10月1日加計・戸河内両町と筒賀村が合併(新設合併)して安芸太田町が成立する(5町)。
- 2005年2月1日大朝・芸北・千代田・豊平各町が合併(新設合併)して北広島町が成立する(2町)。