山鹿線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山鹿線(やまがせん)は、ジェイアール九州バス(山鹿支店)が運行していた路線バスである。福岡県山門郡瀬高町(現・みやま市)の瀬高駅から熊本県山鹿市を経て、熊本県菊池郡大津町の肥後大津駅までを結んでいた。
営業所、車庫は山鹿市(山鹿温泉駅)に所在していた。瀬高駅前にも留置施設があったが、現在は堀川バスが使用している。
熊本県内で現存する唯一のJRバス路線であったが、2006年2月28日に撤退した。
目次 |
[編集] 運行していた地域
[編集] 運行系統(JR時代)
- 瀬高~山鹿温泉間
- 山鹿温泉~肥後大津駅(日置経由)
- 山鹿温泉~肥後大津駅(鹿本高校前経由)
この他、区間便があった。
- 区間系統
- 瀬高駅~下北関(平日のみ運行)
- 南関~山鹿温泉駅
- 山鹿温泉駅~鹿本高校前~商工学校正門前~商工学校裏~農高前~日置~山鹿温泉駅(平日朝のみ運行)
- 山鹿温泉駅~日置~農高裏~商工学校裏~農高前~商工学校正門前~鹿本高校前~山鹿温泉駅(平日夕のみ運行)
- 山鹿温泉駅~鹿本高校前~伊坂(平日のみ運行)
- 伊坂~肥後大津駅(土曜日のみ運行)
[編集] 沿革
- 1935年8月21日 省営自動車山鹿線として肥後大津~南関間営業開始
- 1941年12月1日 九州肥筑鉄道廃止に伴い、南関~瀬高間営業開始(全線開通)
- 1949年6月1日 日本国有鉄道発足に伴い国鉄山鹿自動車営業所となる。
- 1959年11月 菊池温泉乗り入れ
- 1978年12月15日 ワンマン化される。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道山鹿自動車営業所となる。
- 1990年3月31日 山鹿温泉~熊本空港間運行開始。(九州産業交通との共同運行 1995年廃止)
- 2001年2月5日 九州旅客鉄道が自動車事業部を分社化、ジェイアール九州バス設立。
- 2001年7月1日 ジェイアール九州バス株式会社に営業譲渡。同社山鹿支店となる。
- 2005年8月21日 開業70周年を迎える。
- 2006年2月28日 利用客の減少により路線廃止・山鹿支店閉鎖。
- 2006年3月1日 瀬高~山鹿温泉間は九州産交バスに、山鹿温泉~肥後大津間は産交バスと熊本電気鉄道に移管され、運行開始。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 九州のバス路線 | JRバス | ジェイアール九州バス