岩崎加根子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
岩崎加根子（いわさき かねこ、1932年10月25日 - 本名：村田加根子）は北海道函館市出身の俳優。立華学園卒。
1949年俳優座養成所の第1期生なり、1952年卒業と同時に俳優座に入団。現在も俳優座に所属。彼女は俳優座が生んだ三大新劇女優の一人で、あとの二人は渡辺美佐子と市原悦子である。
主な活動の場は舞台で『桜の園』『エヴァ 帰りのない旅』『八月に乾杯』『遅咲きの花のワルツ』『羅生門』などに出演。
映画にもコンスタントに出演しており、特に1961年『反逆児』では主演の中村錦之助（当時）からその確かな演技力を買われて相手役に抜擢したというほど。
2002年から人気テレビ時代劇『水戸黄門』（第31部～）の八重役で出演している。
また亡夫のインテリア会社の経営にも携わっており、長男の村田光陽はその経営に関わる一方で１０１競技連盟という麻雀競技団体のプロ選手でもある。
[編集] 出演作品
[編集] 映画
- 反逆児（1961年）
- 陸軍残虐物語（1963年）
- 影の車（1970年）
- 男はつらいよ 寅次郎相合い傘（1975年）
- お吟さま（1978年）
- 早春物語（1985年）
- 失楽園（1997年）
- 時雨の記（1998年）
[編集] テレビ
- 横溝正史シリーズ 悪魔が来りて笛を吹く（1977年、毎日放送）
- 横溝正史シリーズⅡ 不死蝶（1978年、毎日放送）
- 草燃える（1979年、NHK大河ドラマ）
- オトコの居場所（1994年、TBS）
- 水戸黄門第31部～（2002年～、TBS）
- 新選組!（2004年、NHK大河ドラマ）
 |
この「岩崎加根子」は、俳優や女優に関連した書きかけ項目です。この項目を加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。（ポータル 映画/ウィキプロジェクト 芸能人） |
