岩田慶治
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岩田慶治(いわた けいじ、1922年1月12日 - )は日本の文化人類学者。神奈川県出身。京都大学文学部卒業。大阪市立大学、東京工業大学、国立民族学博物館、大谷大学各教授を務めた。現在、東京工業大学・国立民族学博物館名誉教授。東南アジア(主にタイ、ラオス)を中心にフィールドワークをすすめ、現地の生活・文化を研究した著作、日本文化に関連した著作で評価が高い。1977年に『民族探検の旅』で毎日出版文化賞、2006年に南方熊楠賞をそれぞれ受賞。主要著作は『岩田慶治著作集』(講談社・全8巻)に収められいる。
[編集] 主な著作
- 「カミと神」
- 「カミの人類学」
- 「コスモスの思想」
- 「人間・遊び・自然」
- 「花の宇宙誌」
- 「道元の見た宇宙」
- 「日本文化のふるさと」
- 「アニミズム時代」
- 「からだ・こころ・たましい」
- 「<わたし>とは何だろう」
- 「死をふくむ風景」
- 「木が人になり、人が木になる。―アニミズムと今日」
- 「森林・砂漠・草原―森羅万象とともに」