川添裕
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川添 裕(かわぞえ ゆう、本名:古谷 祐司、1956年 - )は、見世物研究家、日本文化史家。現在、皇學館大学文学部教授、見世物文化研究所代表。専門は、落語、見世物、歌舞伎などの庶民芸能を中心とする日本文化史、およびメディア研究、表現文化論。
横浜市に生まれる。栄光学園高等学校、東京外国語大学英米語学科卒。平凡社の編集者を20年余つとめ、人文書、芸能・芸術書や『コミュニケーション事典』などを編集。文筆・研究に転じて見世物文化研究所代表となり、また出版学校・日本エディタースクール講師。2002年より皇學館大学文学部コミュニケーション学科教授。とくに「見世物」をキーワードに、日本の文化史・表現文化・メディアの研究と批評に取り組む。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 単著
[編集] 編著
- 『朝倉無声・見世物研究姉妹篇』(平凡社, 1992年)
- 『落語の愉しみ』(岩波書店, 2003年)
- 『名人とは何か』(岩波書店, 2003年)
- 『落語の空間』(岩波書店, 2003年)
- 『見世物はおもしろい』(平凡社, 2003年)
[編集] 共著
- 『世界の古書店 II』(丸善ライブラリー, 1995年)
- 『原稿を依頼する人、される人』(燃焼社, 1998年)
- 『電子図書館はどうなる』(勉誠出版, 1999年)
- 『出版界はどうなるのか』(日本エディタースクール, 2002年)
- 『地域に学ぶ』(二宮書店, 2003年)