常総ルート (高速バス)
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常総ルート(じょうそうルート)とは、東京駅と茨城県常総地区を結ぶ高速バス路線の総称である。
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[編集] 運行会社・担当営業所
[編集] 概要
鉄道で、都心へ直接向かうことのできない地域を直結する高速バスである。水海道市からは近隣を走る関東鉄道常総線を利用した場合、取手駅へ遠回りすることや、坂東市(岩井地区)からは東武野田線愛宕駅まで行かなければならなかったことなどから、この地域における利便性が大幅に向上し、路線・運行本数が拡大した。しかし2005年8月24日につくばエクスプレス線が開業したため、並行路線となった守谷市止まりの2路線が廃止。また2007年1月には開業時から共同運行していたジェイアールバス関東が撤退して関鉄パープルバスが参入、さらに水海道線と岩井線を統合して再編された。
[編集] 路線
[編集] 停留所
- 水海道線
- 東京駅 - 上野駅(平日・土曜の上りのみ) - 新守谷駅入口 - 御所ヶ丘 - 松前台 - 松前台二丁目 - 久保ヶ丘 - 絹の台 - 小絹十字路 - 水海道車庫 - 水海道駅
- 水海道駅で乗車券を発売。
- 岩井線
- 東京駅 - (水海道線と同経路)- 水海道駅 - 豊岡 - 大口 - 猫実 - 神田山 - 辺田 - 大利根カントリー入口 - 原口 - 岩井局前 - 岩井 - 弓田 - 沓掛 - 猿島
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- 経路変更により従来の小絹中学校~神田山南は廃止、神田山は国道354号上に移転。
- 一部便は豊岡を経由しない。
- 岩井~猿島間は岩井線の一部便が運行。
- 岩井局前では、バス停近くの薬局にて乗車券を発売。
[編集] 沿革
- 1999年2月1日 - 水海道線開業。開業当初は1日20往復で、守谷町役場を経由。
- 1999年10月1日 - 岩井線(東京駅~岩井)開業。
- 2000年8月1日 - 南守谷線(東京駅~南守谷)開業。水海道線の経路変更、守谷町役場経由を中止。
- 2002年2月2日 - 守谷町の市制施行に伴い、南守谷線の「守谷町役場」を「守谷市役所」に変更。
- 2002年3月1日 - らくらくミッドナイト守谷号(東京駅→新守谷駅入口)開業。JRバスの単独運行で、当初は金曜深夜のみ。
- 2002年12月18日 - 岩井線の一部の便が猿島町役場(現・猿島)まで延長される。
- 2004年11月15日 - らくらくミッドナイト守谷号が、平日は毎日運行になる。(祝日・年末年始を除く)
- 2005年8月24日 - つくばエクスプレス線開業に伴うダイヤ改正。南守谷線が減便。
- 2005年10月7日 - らくらくミッドナイト守谷号の東京駅出発時刻を30分延長(0:00→0:30)。
- 2005年10月31日 - 南守谷線廃止。
- 2005年12月19日 - らくらくミッドナイト守谷号廃止。
- 2007年1月10日 - JRバスが運行から撤退、関鉄パープルバスが参入。岩井線と水海道線を統合して減便、さらに全便水海道周りに経路変更。
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