関東鉄道水海道営業所

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水海道営業所担当の高速バス 1772MK

水海道営業所（みつかいどうえいぎょうしょ）は、茨城県常総市水海道高野町に所在する、関東鉄道のバス営業所である。

営業所略記はMK。

[編集] 現行路線

おもに常総ニュータウンと守谷駅を結ぶ路線や、水海道駅と坂東市、つくば市、土浦市を結ぶ路線を担当している。その他、茨城県内の私立中学校・高校のスクールバスなどの特定運用も数多く担当している。
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線の開業（2005年 8月24日）に伴い路線バスが整理され、特に守谷駅を発着する路線が複数新設された。
パークシティ守谷（守谷市みずき野地区）と北柏駅を結ぶ路線は、茨城県と千葉県にまたがるため1985～2002年は東武バス、2002～2005年は阪東自動車と共同運行を行っており、また途中通過する新大利根橋有料道路の通行料が運賃に一部含まれる関係で、両社名が記載された専用回数券（現行は320円・430円券）が発行されるなど、特徴のある当営業所の主力路線の一つであった。つくばエクスプレス線開業に伴い本数が半分以下に減便され、現在は関東鉄道の単独運行である。（専用回数券も単独発行に変更）

路線バス

水海道駅～みどりの駅～谷田部中央～学園並木～土浦駅～合同庁舎
水海道駅～神田山（かどやま）～岩井バスターミナル～岩井西高校
守谷駅西口～北守谷中央～きぬの里～自然博物館入口～岩井バスターミナル～猿島バスターミナル（急行）
守谷駅西口～北守谷中央～絹の台～小絹駅
守谷駅西口～守谷市役所～守谷高校入口～新守谷駅
守谷駅西口～松ヶ丘公園前～美園中央～美園～松ヶ丘公園前～守谷駅西口（美園循環）
守谷駅東口～けやき通り中央～谷井田～取手駅西口 ※つくば中央・取手営業所との共同管轄路線。一部の便のみ
守谷駅東口～けやき通り中央～守谷駅東口（みずき野循環）
パークシティ守谷～けやき通り中央～向山～戸頭南～布施入口～北柏駅
パークシティ守谷～けやき通り中央～戸頭団地西～戸頭南～布施入口～北柏駅

高速バス

猿島～岩井～水海道駅～新守谷駅入口⇔上野駅・東京駅（常総ルート）

コミュニティバスの受託運行

やまゆり号 - 守谷市
坂東号 - 坂東市
福祉循環バス - 常総市（旧水海道市管轄）

[編集] 廃止路線

路線バス

水海道駅～勘助 - 怪談で有名な累ヶ淵（かさねがふち）の近くを通る路線だった
水海道駅～藤代駅
水海道駅～平松
水海道駅～石下駅
水海道駅～一言主神社
守谷駅～野木崎～平松～水海道駅
水海道駅～小絹駅～守谷駅（東口）～野々井～取手駅西口 ※先に水海道駅～守谷駅が廃止された
新守谷駅～守谷市役所～美園～戸頭駅
新守谷駅～御所ヶ丘～松前台～新守谷駅（新守谷循環）

高速バス

守谷駅西口⇔石岡～那珂IC～常陸大宮市総合福祉センター～茨交県北バス大子営業所（奥久慈号）※事実上は休止
南守谷～新守谷駅入口⇔上野駅・東京駅（常総ルート）

[編集] 車両

当所は守谷市内で狭隘道路を運行する路線が多いこともあり、中型車の配置が多い。

自社発注車は富士重工業の6Eボディを架装するいすゞ LRが多く在籍する。また、2005年（平成17年）8月の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業に伴い守谷市付近の路線大改編をした関係で、つくば中央営業所から旧・「つくばシャトル」用だった三菱 MKの2両が転入した。

中古車両は当初は千葉内陸バスから移籍した日野 HT2両のみだった。その後、取手営業所から富士重工7Eボディを架装する西武バスからの移籍車（日産ディーゼル U32系）が転入している。

2003年（平成15年）に国際科学技術博覧会（科学万博）開催時に導入した車両（万博車）5両が置き換えの時期となり、京成電鉄（現・京成バス）からの移籍車を導入。当初は1328MKの置き換えでIKコーチ製ボディ架装のいすゞLV1両が配置された。その後、2004年（平成16年）に入り、残りの万博車4両と先述の千葉内陸バスからの移籍車1両が京成移籍車の増備に伴い、相次いで廃車された。

2005年はつくばエクスプレス線開業による路線改編に関連して、京成バスから日野HTが、松戸新京成バスからいすゞLV（富士重工7Eボディ）が移籍。2007年（平成19年）現在、当所の京成バスからの移籍車は7両在籍している。

なお千葉県内に乗り入れる運用があるため、特定車を含む一部の車両にはDPFを装着している。

高速車は「常総ルート」と「奥久慈号」用であるが、「常総ルート」の南守谷線は2005年10月末に廃止、「奥久慈号」も2006年5月末で廃止された。これに伴う余剰車の一部は関鉄グリーンバス鉾田営業所へ転出した。