弾丸道路
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弾丸道路(だんがんどうろ)
- 高速道路の戦前から戦後一時期にかけての呼び名。戦前の新幹線計画である「弾丸列車」の呼称と同様に、「弾丸のように速い自動車が走る事」から付けられたものといわれる。
- 北海道札幌市と室蘭市を結ぶ国道36号線の、札幌~千歳間の呼び名。北海道で一番早く舗装された道路で、その名称の由来については「米軍の弾丸を運搬する為の道路」と言う説や「弾丸のような突貫工事で舗装が行われた」など諸説がある。
- 愛知県豊田市から三重県四日市市を結ぶ伊勢湾岸自動車道の通称。道幅が広く弾丸のように爽快に走る事ができることから湾岸と弾丸をかけて、そう呼ばれるようになった。また名古屋港付近には名港トリトンという愛称のついた3連の吊り橋があり、名古屋港の名物ともなっている。このことから豊明IC~長島IC付近までに及ぶ長距離区間を総称して「トリトン」と呼ぶ場合もある。