日本テレビ動画
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日本テレビ動画(にっぽん てれびどうが)とは、かつて存在していたアニメ制作プロダクション。
代表作に日本テレビ版の「ドラえもん」があり、下記の通り前身会社が設立当時日本テレビと専属契約を結んでいたためか、同社との関係が深かったが、日本テレビとは資本関係はなかったようである。つまり、「日本テレビの動画会社」ではなく「日本のテレビ動画会社」である。
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[編集] 沿革
ルーツは「日本放送映画」という、日本テレビ専属のアニメ会社であった。のちにこの会社のメンバーが再集結し、前身である「東京テレビ動画」を立ち上げた。そして谷岡ヤスジ原作の劇場アニメ『ヤスジのポルノラマ・やっちまえ!』を社運を賭けて制作するが、興行は大失敗に終わり、再び解散する。そして東京テレビ動画のメンバーを中心に再々度立ち上げられたのがこの日本テレビ動画である。
半年以内で終了する作品が多い。これは視聴率が取れなかったというのもあるが、東京テレビ動画時代からの体質でもある(半年は本放送で残り半年はリピート)。
日本テレビ版ドラえもん放送中に社長が辞任し、僅か1年強で会社は消滅。その後、ドラえもんのフィルムは放送終了後7年間日本テレビで保管され、地方局などで貸し出されていたが、その後は管理者が不明のままであるという。『モンシェリCoCo』は、近年CS放送などで再放送がなされたことがある。
[編集] 主な作品(特記以外日本テレビ系で放送)
[編集] 日本放送映画時代
[編集] 東京テレビ動画時代
- 夕やけ番長(1968年-1969年)
- 男一匹ガキ大将(1969年-1970年)
- 赤き血のイレブン(1970年-1971年)
- 男どアホウ甲子園(1970年-1971年)
- ヤスジのポルノラマ・やっちまえ!(1971年、日本ヘラルド映画)
[編集] 日本テレビ動画以降
- アニメドキュメント ミュンヘンへの道(1972年・TBS系)
- モンシェリCoCo(1972年・TBS系)
- ドラえもん(1973年4月 - 9月)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 記憶のかさブタ ※日本テレビ動画の軌跡について詳しい
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