明石町駅
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明石町駅(あかしちょうえき)は、北海道夕張市鹿島明石町にあった三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の駅(廃駅)である。大夕張鉄道線の路線短縮に伴い1973年に廃止された。三菱大夕張炭鉱の炭鉱住宅街の南端に位置し、大夕張炭山駅との間に通勤列車が運行された。また付近にあった夕張東高校の高校生や、夕張岳の登山者の利用もあった。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅であった。ホームは駅舎より高い位置にあり、1958年に地下通路が建設された。
[編集] 歴史
- 1945年5月6日 食料増産の為、農場前臨時乗降場として発足
- 1946年2月1日 第1農場前臨時乗降場と改称
- 1950年11月1日 通勤者輸送の為駅に昇格。明石町駅と称し旅客荷物貨物の社内取扱開始
- 1953年5月11日 連絡運輸取扱開始
- 1958年11月4日 乗降場地下道完成
- 1962年12月2日 手小配達及小口扱取扱廃止
- 1963年10月14日 明石町駅~大夕張炭山間通勤列車廃止
- 1973年12月16日 廃止
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 奥山道紀・赤城英昭『三菱鉱業大夕張鉄道』(ネコ・パブリッシング RM LIBRARY 47、2003年) ISBN 4777050025
- 奥山道紀「RM LIBRARY通信 三菱大夕張鉄道の現在」
- ネコ・パブリッシング『レイルマガジン』2004年8月号 No.251 p104~p107
[編集] 外部リンク
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