智東駅
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智東駅（ちとうえき）は、北海道名寄市智恵文にあった北海道旅客鉄道（JR北海道）宗谷本線の駅。いわゆる秘境駅の1つに数えられていたが、2006年（平成18年）3月18日、正式に廃駅となった。
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[編集] 廃止時の駅構造
単式ホーム1面1線と車掌車改造の駅舎を持つ地上駅。車掌車駅舎内に男女共用の汲み取り式便所があった。
木造駅舎を持ち、相対式ホーム2面2線の交換駅で、駅員も配置されていた時期もあったが、末期は無人駅であった。
[編集] 駅周辺
駅前や裏山の周辺には､舗装された細い道と草樹しかない。
- 金毘羅大権現の碑
- スーポロの碑
- 比翼の滝・辰光の滝
- 住友ゴム・ダンロップ名寄テストコース
- 天塩川
[編集] 歴史
付近には民家が無く駅周辺の道路が除雪されないため、1987年（昭和62年）から冬季は全列車が通過し、当駅は閉鎖される臨時駅となっていた。廃止時は冬季閉鎖中であったので、実質的な最終営業日は2005年（平成17年）11月30日となっている。廃止直前には、営業期間中でも普通列車が2往復しか停車しなかった。
- 1924年（大正13年）6月1日 - 一般駅として開業。
- 1986年（昭和61年）11月1日 - CTC化にともない無人駅となる。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄の分割民営化により北海道旅客鉄道の駅となり、同時に臨時駅に格下げ。冬季は全列車が通過するようになる。
- 2006年（平成18年）2月16日 - 車掌車駅舎を仁宇布駅に再用の為、封鎖される。同時に駅入口が､早期に立入禁止になった。
- 2006年（平成18年）3月18日 - 廃止。
- 2006年（平成18年）7月3日 - 車掌車駅舎が､仁宇布駅構内（トロッコ王国美深の会）に､再用された。
- 2006年（平成18年）7月中旬 - 中継機器室以外の､構内設備が完全に撤去された。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 平成18年3月のダイヤ改正について（PDF、JR北海道）
