月光蝶
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月光蝶(げっこうちょう)とは、アニメ『∀ガンダム』に登場した架空のシステム、あるいは兵器。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 概要
∀ガンダムに搭載され、後に黒歴史と呼ばれるかつての進んだ文明を土へと還し、葬り去ったシステム。 ターンXにもこのシステムが搭載されているが、∀ガンダムのデータを取り込んだ後に発動可能となっている。
月光蝶(システム)とは無数のナノマシンであり、これに巻き込まれた物質はナノマシンの作用によって分解されて砂塵と化す。 過去に∀ガンダムによって発動させられ地球上の全ての文明を葬り去っているが、この事実はムーンレィスの限られた極一部の人間にしか知られていなかった。 最大出力で月光蝶を展開した場合、ナノマシンで地球から木星全土を覆い尽くすことすら可能である。 発動時には機体の背部から出現し、七色に光り輝く巨大な蝶の羽のようになる。
いかなるものも分子レベルで破壊(分解)する月光蝶は、ガンダムシリーズの中でも最高水準の兵器であるとも見られるが、文明そのものすら消し去れる存在は兵器の域を脱している。
[編集] アニメ作中
作中ではジャンダルムで逃亡しようとするミドガルドを止めようと、ロランが∀ガンダムでジャンダルムを押し戻そうと力を解放させた際に月光蝶が呼び覚まされた。 その後、ギンガナムに機体を奪われた際にはメリ-ベルによって地球上(恐らくはギンガナム軍の侵攻により放棄された町)で発動させられ、(モビルスーツに対してではないが)兵器として使用可能な事が確認されている。 また、ターンXがコレンの駆るカプルのロケットパンチを背部に受けた際には、それに反応(暴発)するような形で発動してコレンのカプルを消し去った。 ∀ガンダムとターンXとの最終決戦では、月光蝶の光の渦の中での激闘の末に、双方の機体の身動きが取れなくなり光の繭に包まれて終着した。
[編集] ゲーム
スーパーロボット大戦α外伝に登場した際は暴走したゲッター線を押さえ込むという活躍を見せた。
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