有頂天
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基本教義 |
縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
地域別仏教 |
インドの仏教、日本の仏教 |
韓国の仏教 |
経典 |
聖地 |
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有頂天(うちょうてん Skt:Akanistha)は、仏教の世界観に於ける1つの世界、色究竟天のこと。また、天(世界)の中の最上の場所を指す意味で、非想非非想天を言う場合もある。
[編集] 概要
- 『法華経』に於いて、色界の第4天である色究竟天が、有の概念世界の頂点となる天である事から有頂天と言う。
- 『倶舎論』に於いて、三界の中で最上の場所である無色界の最高天、非想非非想天が、全ての世界の中で最上の場所にあることから、有頂天と言う。
そこから、頂上世界に安住して自分を忘れてうわの空である状態を指すようになった。
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