木村茂
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木村 茂(きむら しげる、明治5年(1872年) - ?)は、日本の陸軍軍人。歩兵将校の後主計に転じ、陸軍被服本廠長・第1師団経理部長・陸軍経理学校長を歴任する。階級は陸軍主計総監。
明治5年に広島県福山市に生まれ、尋常中学福山誠之館を経て明治24年志願兵として入営、明治25年から陸軍士官学校に入校、明治27年7月27日に卒業する。同年9月18日陸軍歩兵少尉に任官される。歩兵将校として大尉迄進むが、明治35年から経理将校を目指し陸軍経理学校に入校する。明治37年に卒業し改めて陸軍二等主計に任官され騎兵第1連隊附を命ぜられる。以後陸軍経理官として累進し、大正4年12月23日第5師団経理部長に就任、大正6年3月27日陸軍一等主計正に進級する。同年10月8日第12師団経理部長に移り、大正8年11月1日陸軍被服本廠長に就任する。大正10年6月28日陸軍主計監に進級し、同年12月13日第1師団経理部長に補される。大正12年10月10日陸軍経理学校長に就任する。大正15年3月2日陸軍主計総監進級を以って待命となり、同3月22日予備役編入となる。
軍を退いてからは母校尋常中学福山誠之館の同窓会設立に動く。昭和3年1月26日同窓会設立発起人会が設けられ、同年11月3日福山誠之館同窓会会長に就任、昭和16年9月12日まで務める。
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