木皿泉
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木皿 泉(きざら いずみ)は、日本の脚本家二人の共同ペンネームである。
男性(1952年 - 、兵庫県出身)と、女性(1957年 - 、兵庫県出身)のペアで執筆を行っている。寡作で、神戸市在住ということ以外、プロフィールがあまり公表されていない。
小林聡美との仕事が多い。
[編集] 作品歴
シットコムの名手であり、「やっぱり猫が好き」(CX系)や、「道草」 (TOKYO FM) など、テレビやラジオを中心に活動している。
2003年には、連続テレビドラマにも進出。その「すいか」(日本テレビ系列)は、視聴率こそ振るわなかったものの、連ドラ初脚本にも関わらず第22回向田邦子賞が贈られるなど、高い評価を受けた(翌2004年11月には、全話の脚本が"シナリオBOOK"として刊行されている)。
新作「野ブタ。をプロデュース」(2005年、日本テレビ系列)は、打って変わって視聴率も好調だったものの、登場人物の設定に変更を余儀なくされ、良い執筆環境ではなかったようである。