札幌かに本家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
|
種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目8番28号 |
設立 | 1971年9月2日 |
業種 | 飲食業 |
代表者 | 日置達郎 |
資本金 | 9600万円 |
売上高 | 90億円(2005年3月期) |
外部リンク | kani-honke.co.jp |
株式会社札幌かに本家(かぶしきがいしゃさっぽろかにほんけ)は、材料にカニを使用した料理を中心に展開する海鮮料理専門店。愛知県名古屋市に本部を、北海道札幌市に本店を置く。設立は1971年9月2日、現在の社名になったのは1984年、代表者は日置達郎である(2007年現在)。本部所在地は愛知県名古屋市中区栄3丁目8番28号(札幌かに本家栄中央店)。
目次 |
[編集] 沿革
札幌かに本家の前身となる、かに道楽名古屋住吉店は1967年6月に開店した。この頃には現在の社長である日置達郎がすでに、大阪市でかに道楽の創業などに携わっていた。その後独立して1972年に株式会社道頓堀を設立、翌年に会社名称を株式会社名古屋かに道楽へ変更した。1974年、グループ会社として株式会社かに栄を設立し、同年5月には材料の仕入を行う拠点を北海道苫小牧市に作り上げた。翌年にはアメリカ合衆国にも仕入れの拠点となる地域を確立、1980年に年間来客数100万人という快挙を成し遂げる。
1981年4月、名古屋市内に名古屋駅前店をオープンし、同時に名古屋かに道楽の本店と本社を同店に移動した。また、この年より寿司道楽の店舗展開も積極的に行う。1982年にはグループ会社として日置実業と株式会社かに本家を設立、当時の千歳空港内にもかに売店を設置し、以前からあった苫小牧市の事業所を増設した。1983年にはセントラルキッチン栄センターを開設、その翌年に株式会社かに本家から現在の株式会社札幌かに本家へと社名を変え、千歳売店を設置した。1985年からは北海道に本格的に進出、同年3月には札幌駅前店をオープンさせる。その後チェーン店として各地に店舗を展開し、1992年には各メディアに取り上げられるなどした。
2002年1月、それまで名古屋市にあった本店を札幌市の札幌駅前店へと移転、同年4月に株式会社名古屋かに道楽と株式会社札幌かに本家は合併することとなり、合併後の会社名を株式会社札幌かに本家とした。
[編集] 概要
札幌かに本家の店舗外観は、かに道楽と同じく特徴的で巨大な動くカニのオブジェが設置されており、夜になるとライトアップされる。「豪華民芸造り」をテーマとした店舗内は、和のデザインを意識した個室、日本庭園、「カニの穴」から動くカニを見ることができるカニの生簀や洞窟を模したカウンター席など、各店舗に設けられている様々な演出の中で料理や宴会を楽しめる。
店内で提供される料理には、本タラバガニを使用するなど独自に研究開発された創作会席料理が中心である。また、「かにすき」や「かに姿ゆで」など鍋物料理も楽しむことができるほか、かに甲羅揚げやグラタン・玩具がついたお子様会席を注文できる。
また、苫小牧市の漁港には仕入と発送の双方を行う本部を設置し、同時に海水循環式の大規模な蟹生簀を設けている。こうしてその数3万匹もの蟹を備蓄可能な生簀を管理することで、年中いつでも新鮮なケガニを調達することを可能にしている。同社が扱う蟹の種類は主にズワイガニ、タラバガニ、ケガニである。
[編集] 店舗
- 本店(札幌駅前店) - 北海道札幌市中央区北3条西2丁目1番18号
- すすきの店 - 北海道札幌市中央区南6条西4丁目1番3号
- 仙台店 - 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目2番5号
- 秋田店 - 秋田県秋田市中通2丁目3番8号 アトリオン12階
- 名古屋駅前店 - 愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目17番20号
- 栄中央店 - 愛知県名古屋市中区栄3丁目8番28号
- 栄店 - 愛知県名古屋市中区栄3丁目15番7号
- 金山店 - 愛知県名古屋市中区金山2丁目16番21号
- 八事店 - 愛知県名古屋市昭和区八事本町100-37
- 豊橋駅前店 - 愛知県豊橋市駅前大通1-36
- 豊田城店 - 愛知県豊田市十塚町4-20
- 岡崎店 - 愛知県岡崎市康生通り西3-26
- 静岡駅前店 - 静岡県静岡市葵区紺屋町7番15号
- 岐阜店 - 岐阜県岐阜市金町2番8号
- 四日市店 - 三重県四日市市浜田町4-17
- 福岡店 - 福岡県福岡市中央区天神2丁目5番18号