杉卓也
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杉 卓也(すぎ たくや、1983年10月6日 - )は、日本のプロレスラーである。静岡県袋井市出身。 闘龍門X11期生として2003年プロレスデビューを果たす。 ミニCIMAとして、スモールダンディフジ(現:ラッセ)、SUWAシート(現:景虎)、TARUシート(引退)とミニC-MAXを結成する。
2004年9月に闘龍門Xが活動を停止した後、みちのくプロレスに移籍。 平安時代からやってきた源義経を覆面レスラーにし遮那王(しゃなおう)となる。後に元服アングルを経て義経となる。
ハッスルのハッスル仮面レッド、全日本プロレスのAHIIの正体とも言われている。
[編集] 経歴
ミニCIMA
- 当時、闘龍門JAPANで活動していたCIMA(DRAGON GATE所属)のミニ版として活躍。本物のように華麗なファイトのほか、自らのオリジナルホールド、三角跳び式マッドスプラッシュは他団体にも注目視されていた。
- 団体解散までずっと悪ぶったスタイルで団体最終興行も選手全員がセーラーボーイズと踊るなか、一人黙ってポストに座り、みんなが円陣を組んだ際も取り残されていた。
遮那王
- MICHINOKUレンジャー金としてみちのくマットに参戦。2004年に遮那王としてみちのくプロレス所属レスラーとしてデビュー。源義経のような華麗な動きで魅せた。
- 2005年みちのく二人旅トーナメント戦では景虎と組み優勝を果たすも表賞式で分裂。後日シングルを組まれるも敗戦している。一部では「遮那王様」と呼ばれる程の人気を獲得した。
義経
- 2005年12月ゲームソフトPS2『義経英雄伝 修羅』の企画で遮那王は義経へと元服する。後に新崎人生から元服祝いとして王者TAKAみちのくとの東北ジュニア戦への挑戦権を獲得したが敗戦に終わる。ほとんど喋らない。元服時は武蔵坊弁慶のコスプレをした新崎人生とタッグを組んだ。
- テーマ曲
- 風林火山
リトル・ドラゴン
- 2005年、dragondoorにて活動。
エルブレイザー
- 2006年、プロレスリング・エルドラドに謎の青い覆面レスラーとして登場。当初は背に青い羽根を付けていた。名前のとおり青い炎をイメージしたもので飛び技の時は、飛び散る様子を表現しようとした。しかし試合終了後はリングに散らばってしまい、以降は夏服と称し羽根を装着しなくなった。
2007年02月22日にプロレスリング・エルドラドを退団。
[編集] 得意技
超難度の飛び技をいくつも開発している。
ミニCIMA
- 三角跳び式マッドスプラッシュ
- アイコノクラズム
遮那王/義経
- 鞍馬八流
- 遮那王名義での最高位フィニッシュムーブ。シューティングスタープレスにさらに横回転を加えた技。
- 修羅
- 義経名義での最高位フィニッシュムーブ。シューティングスタープレスよりさらに180°回転し、セントーンをきめる技。
- シューティングスタープレス
- 遮那王・義経両名義においてメインのフィニッシュムーブ。相手が避けたときに着地してみせたこともある。
- 五条大橋
- 遮那王・義経両名義において常用。コーナートップで相手に背を向け、相手が突っ込んできたところでロープの上を側転して避けてみせるムーブ。
- サスケスペシャル1号
リトル・ドラゴン/エル・ブレイザー
- ウルトラ・ドラゴンラナ
- リトル・ドラゴン名義での最高位フィニッシュムーブ。コーナートップからローリングセントーンの要領で飛んで、相手に飛びつきウラカンラナをきめる。
- スワンダイブ式ドラゴン・ラナ
- エル・ブレイザー名義での最高位フィニッシュムーブ。トップロープに飛び乗ってそこから更にジャンプして前転しながら、相手に飛びつきウラカンラナをきめる。
- ライトニングストラック
- リングに背を向けた状態から後方に飛びつつ「前転」してのファイヤーバードスプラッシュ(リバース450スプラッシュ)。