村田一誠
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村田 一誠(むらた いっせい、1978年12月20日 - )はJRA(日本中央競馬会)の騎手である。新潟県柏崎市生まれ。美浦所属。
1997年にデビュー。同期には武幸四郎、勝浦正樹らがいる。初騎乗は1997年3月1日、中山競馬第2競走のアルトタイミングで、16頭立ての5着だった。同年4月12日、中山競馬第7競走トーシンオペラで初勝利。
デビューから2003年7月まで美浦の松永勇厩舎に所属。同年8月1日付けでフリー騎手に転向。その他グラスワンダーを管理していた尾形充弘厩舎の所属馬にも騎乗したり、通算成績は200勝を越え、関東の若手の中でもそれなりの成績は毎年残している。2001年のNHKマイルカップで13番人気のグラスエイコウオーをあわやの2着に逃げ粘らせたり、穴を空ける騎手にもなりつつある。
最近はローカル競馬参戦が多くなり、その中でも出身地である新潟競馬場での成績が他場に比べて良い。
[編集] 村田一誠と重賞
中央競馬の重賞では、2001年のNHKマイルCでグラスエイコウオーに騎乗しあわやの2着に突っ込んだり、その他重賞での1番人気の経験も何度かあった。さらに交流重賞は2003年のエーデルワイス賞をトーセンリリーで制していたため、中央競馬の重賞勝利は村田にとって悲願であった。そして2007年1月28日、根岸ステークスをビックグラス号で制して、1997年のデビューから11年目にしてついに悲願の重賞初制覇となった。ちなみに2007年の初勝利でもあった。