東京オリンピックの閉会式
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東京オリンピックの閉会式は大会最終日の10月24日土曜日に国立競技場で行われた。通常・オリンピックの閉会式は日曜日に行われるが、時差の都合で土曜日となった。
[編集] 概要
当時、最終日は馬術競技が行われた後、閉会式が行われた。昭和天皇・香淳皇后が出席し行われた。
[編集] 入場行進
入場行進では誘導のトラブルから国別の整然とした行進にならなかったが、そのために却って、各国の選手が入り混じり腕や肩を組み合って入場する感動的なものとなった。
[編集] 式典
オリンピック憲章に従い、オリンピック発祥の地ギリシャ・今回の開催国日本・次回開催国のメキシコの国旗が掲揚され、安川第五郎大会組織委員会会長の挨拶、そして、アベリー・ブランデージ国際オリンピック委員会会長の挨拶で、さよならの閉会を宣言をし、15日間にわたって掲揚されていた五輪旗が降ろされ、聖火が納火された。そして、場内が暗くなると、蛍の光の大合唱で東京オリンピックの全日程が終了した。