東京クレジットサービス
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種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区 |
設立 | 1981年7月3日 |
業種 | クレジットカード |
事業内容 | 東京カード・外貨両替店運営 |
売上高 | 1,001億円 (2005年度取扱高・売上高非公表) |
関係する人物 | 有田徹二(社長) |
外部リンク | www.tokyo-card.co.jp/ |
東京クレジットサービスは三菱東京UFJ銀行子会社のクレジットカード会社である。
目次 |
[編集] 概要
東京銀行の子会社として設立され、当時の住友クレジットサービスと親会社の住友銀行が率いるビザ・ジャパン(現在のVJA)のブラザーカンパニー(加盟会社)として「東京カード (TOKYO CARD)」を発行している。
東銀系企業として現存するひとつであり、旧三菱銀行母体のディーシーカード、旧UFJグループのUFJニコスとは距離を置いており、両社が2007年目処に合併する新会社「三菱UFJニコス」に合流する兆候は見られていない。
東銀の顧客基盤を中心に主にカード発行、加盟店の獲得をしていたが、東京三菱銀行→三菱東京UFJ銀行となった今日ではその色はかなり薄くなっている。(現在でも純粋に東銀店がメインバンクである企業は多くなく、DC優先の旧東京三菱銀行営業頼りの顧客開拓が難しいため。)
東京三菱銀行となった1996年から、東京カードの支払口座を東京三菱銀行に指定すると、DCカードと同じく「東京三菱カード (Tokyo-Mitsubishi Card)」の名称で発行されたが現在は取りやめている様である。 VJ(ビザ・ジャパン)グループとして幾つかの提携カードを発行しているが、それを除いたプロパーカードでは、コーポレートカードの発行が多いようである。また、ショッピングリボルビング払いの手数料(利息)率が一般カードでも実質年利8%台とTuoカード並に、VJグループの中では最も低利であったが、2005年から他のVJグループと同等の年15%に引き上げ、足並みを揃える形となった。
[編集] 外貨両替店
東銀の外為業をバックに「ワールドカレンシーショップ」という外貨両替店の運営も行っており、15を超える外貨現金とトラベラーズチェックを扱っており、在庫も揃えているため直ぐに両替が出来る。外貨レートは三菱東京UFJ銀行営業時間中はそれに準じている。
日本では珍しく、世界3大ブランドのトラベラーズチェックを合わせて取りそろえている。
- SMBC-VISA(三井住友銀行子会社のSMBCインターナショナルビジネス社発行)
- 三菱東京UFJ銀行(旧三菱銀行)発行-MasterCard (ThomasCook)
- American Express International
店舗は東名阪のターミナル駅近郊のデパートや旧東京銀行系支店周辺、MUFGプラザ内に出店している。なお、母体銀行と極端に親密ではない為か、三井住友銀行店舗などグループ外の他行でも、外国為替の取扱時間外だったり、米ドル・ユーロ以外の現金等の両替などを希望する場合は近辺のワールドカレンシーショップを紹介する事が多々ある。
[編集] 関連項
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 東京銀行
- 東銀リース
- VJA
[編集] 外部リンク
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