森ノ宮電車区
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森ノ宮電車区(もりのみやでんしゃく)は、大阪府大阪市中央区の大阪環状線森ノ宮駅~大阪城公園駅間にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両基地で、運転士も所属している。同社大阪支社の管轄。大阪市交通局の森之宮検車場が隣接している。
また、片町線(学研都市線)放出駅南東の城東貨物線沿いには、森ノ宮電車区放出派出所(旧淀川電車区)がある。
大阪城公園駅の天王寺方面行きホームから当電車区を望むことができる。
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[編集] 配置車両の車体に記される略号
「大モリ」・・・大阪支社を意味する「大」と、森ノ宮を意味する「モリ」から構成される。
[編集] 歴史
[編集] 配置車両
大阪環状線や桜島線およびラッシュ時の関西本線(大和路線)直通列車で使用される電車が配置されている。 以下は2006年10月1日現在の配置車両である。
- 6両編成(桜島線用USJラッピング車)4本24両、8両編成14本112両、その他3両が配置されている。
- 大阪環状線・桜島線(JRゆめ咲線)の普通列車やラッシュ時に環状線内発着の関西本線に直通する区間快速で運用されている。
- 後記の201系の転属に伴い、8両編成28本のうち一部が置き換えられており、状態の良いものは奈良電車区や日根野電車区へ転属して同系列の古い車両を置き換え、状態の悪い車両はそのまま廃車となっている。
- 網干総合車両所明石品質管理センターから転入の8両編成16本とその他19両が在籍(2005年12月15日より運用開始)。順次103系8両編成を置き換えている。
- オレンジ色の編成が多いが、今なおスカイブルーの編成も少数ながら存在する。また、4両編成を2本繋いで8両編成として使用される編成もある。
- 大阪環状線・桜島線(JRゆめ咲線)の普通列車やラッシュ時に環状線内発着の区間快速で運用されている。
- 2006年に一部の車両は奈良電車区に転属している。
- 1両のみ所属。事業用車両、牽引車。