森英恵
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森 英恵(もり はなえ、1926年1月8日-)は、島根県六日市町(現吉賀町)出身のファッションデザイナー。東京女子大学卒。文化勲章受賞者。 ファッションモデルである森泉は内孫。
[編集] ハナエモリ
欧米での展示会が好評となり、日本でオリジナルファッションを受注する店を開いた。初期に蝶のモチーフで有名になった為、永続的にブランドのシンボルとしている。彼女の名を冠したハナエモリ(Hanae Mori Co.,Ltd.)は、その名の通り森英恵が1951年に設立したオートクチュールメーカーであるが、2002年に約100億円の負債を抱えて倒産。プレタポルテの部門については、三井物産が100%、株を保有する形で存続している。昨今は浴衣などのデザインも手がけていた。
[編集] 概歴
日本を代表するファッションデザイナーの一人とされる。日本にファッションもデザイナーも存在せず、あるのは注文服を作る洋装店と、家庭洋裁を教える洋裁学校だけだった時代にデザイナーを本職とした。特に70-80年代、成人女性に圧倒的な人気を誇った。
- 1988年、美空ひばりのラストコンサートでの不死鳥をイメージした衣装をデザインした。(美空ひばりは森英恵のアイテムなどを愛用していた)
- 1992年、バルセロナ五輪日本選手団の公式ユニフォームをデザインした。
- 1993年、皇太子妃雅子様の婚礼用ウエディングドレスをデザインした。
[編集] 外部リンク
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