三井物産
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | 物産 |
本社所在地 | 100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 |
電話番号 | 03-3285-1111 |
設立 | 1947年7月25日 |
業種 | 卸売業 |
事業内容 | 情報、エネルギー、金属、機械、化学品、金融、物流、資源 |
代表者 | 槍田松瑩(代表取締役社長) |
資本金 | 2,957億66百万円 |
売上高 | 単体:11兆3,789億円(2006年3月期) 連結:14兆8,857億円(2006年3月期) |
従業員数 | 5,873名(2006年4月1日現在) |
関係する人物 | 益田孝、飯田義一、山本条太郎、森恪、向井忠晴、石田礼助、水上達三、池田芳蔵 |
外部リンク | www.mitsui.co.jp/ |
三井物産(みついぶっさん)は、東京都千代田区に本社を構える総合商社である。三井グループの中核企業で、三菱商事、住友商事と並び称される大手商社である。通称「物産」。
目次 |
[編集] 概要
- 設立 1947年(昭和22年)7月25日
- 本店所在地 東京都千代田区大手町一丁目2番1号
- 代表者 代表取締役社長 槍田 松瑩
- 資本金 2,957億66百万円(2006年3月31日現在)
- 従業員数 40,993名(連結)、6,089名(単体)(2006年3月31日現在)
- 東証・大証・名証一部、福岡、札幌上場(証券コード8031)
[編集] 沿革
源流は1876年に設立された(旧)三井物産。戦前は三井財閥の中核企業であったが、戦後の財閥解体で一時解体。その後1947年に設立された第一物産株式会社を中心にかつての三井物産系の企業が再結集し、1959年に現在の形になった。セブン・アンド・アイ・グループと親密で物流やショッピングセンターの開発などの面で提携している。
2004年11月22日、ディーゼル排気微粒子除去装置(DPF)の性能データ捏造が発覚し、本社社員ら3人の逮捕者を出した(後に1人は不起訴処分となった)。
かつてはテレビ東京の多くの番組のスポンサーだったが、最近でも映画、「子ぎつねヘレン」をテレビ東京とともに制作したり、同局の早朝深夜の通販番組で三井物産の「イオニックブリーズ」を販売している。またTBSとも関係が深い。
[編集] グループ企業
[編集] 系列・関連企業
- 三井物産オートモーティブ(シボレー、ハマーなどを輸入)
- 三井石油
- 三井リース事業
- 三井農林(三井不動産と合弁。日東紅茶、三井緑茶で知られる)
- 三井ダイレクト損害保険
- 三井物産ハウステクノ
- 物産不動産(旧日産コンツェルン系列)
- 物産プロモーション(フィリップモリスの東日本総特約代理店)
- 丸藤シートパイル
- 山本化成(三井化学とともに買収)
- 東洋エンジニアリング(三井化学、大成建設らとともに三社合弁)
- 宇徳運輸(商船三井とともに買収)
- 三井精機工業(日野自動車の持分法適用関連会社)
- 日本ユニシス(米ユニシスとの合弁会社)
- 東邦チタニウム
- テレパーク
- 三井情報開発
- 三井物産ヴィクシア(ウェブマーケティング事業子会社)
- 三国コカ・コーラボトリング
- 三井食品(旧三友小網、三井物産が完全子会社化して現社名に)
- カフェクロワッサン(ロイヤルホールディングスとの共同出資)
- モール・エスシー開発(ショッピングセンターArioの開発、運営。イトーヨーカ堂との共同出資)
- ワールドハイビジョンチャンネル(2007年12月1日放送開始予定のBSデジタル放送の委託放送事業者 2006年9月設立予定)
- 新日本空調(元東洋キヤリア工業の子会社として設立したのち三井グループの傘下に入る)
- エムエムケー
- リヤドロジャパン(スペイン・リヤドロとの合弁)
[編集] 出資該当企業
- 三井三池製作所(三井鉱山の持分法適用関連会社)
- DCM Japan(DJグループの共同物流会社、4社共同出資で設立)→株式交換によるDCM Japanホールディングス(DJHD)の子会社化に伴い、三井物産はDJHDの出資会社となる)
- 三井精機工業(ジェイテクト(旧豊田工機)傘下でトヨタグループ色濃厚)