椎原拓也
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椎原 拓也(しいはら たくや、1980年7月9日 - )は、水戸ホーリーホック所属のサッカー選手。ポジションはMF。 アマチュアの大阪ガスサッカー部(当時関西社会人リーグ)からJ2やJFLを通り抜け、“飛び級”でジェフ市原に入団したシンデレラボーイ。
2006年に水戸に新加入。
[編集] 経歴
高校時代は、名門鹿児島実業で10番を背負い、高校総体などに出場した。その後、大阪ガスに入社し、企業のサッカー部で仕事とサッカーを両立していた。 2001年、ジェフが実施していたアマチュアチームのセレクションに合格するものの、安定した生活を捨てきれず大阪ガスに残留。その後は、大阪ガスサッカー部に在籍しながら千葉のキャンプや練習に参加してきた。なお、2002年には国体サッカー成年男子の部で見事優勝を飾っている。
しかし、プロの夢を諦めきれず、2004年にジェフ市原に入団した。プロとアマの差に苦しみ、公式戦出場はゼロに終わったが、監督イビチャ・オシムのもとで1年間トップチームで練習を積む事が出来たのは大きな財産といえるだろう。 2005年シーズンは、アマチュア登録として、ジェフユナイテッド市原・千葉アマチュアに所属し関東社会人リーグを主戦場として戦いチームのJFL昇格に大きく貢献。自身も関東リーグベストイレブンに輝いた。なお、椎原は他のアマチュア選手と違い、球団職員としてジェフと契約しており、他に仕事を持っているわけではなかったのでトップチームのキャンプや練習・チームの地域密着・福祉活動等にも参加している。
2006年、水戸ホーリーホックからのオファーがあり完全移籍。序盤は怪我に苦しんだものの、はやくもレギュラーに定着しようとしている。
[編集] 所属クラブ
- 1996年-1998年 - 鹿児島実業 サッカー部
- 1999年-2003年 - 大阪ガス サッカー部
- 2004年 - ジェフユナイテッド市原
- 2005年 - ジェフユナイテッド市原・千葉アマチュア
- 2006年 - 水戸ホーリーホック
[編集] 個人成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
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J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2004年 | 市原 | J1 | 26 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
2006年 | 水戸 | J2 | 13 | - | 41 | 2 | - | 1 | 0 | ||
2007年 | 水戸 | J2 | 13 | - | - | ||||||
通算 | 0 | 0 | 41 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 |
- 初出場 2006年3月18日 - J2 第3節 (VS湘南ベルマーレ)
- 初得点 2006年8月6日 - J2 第32節 (VS横浜FC)
水戸ホーリーホック - 2007 |
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1 本間幸司 | 2 篠福太郎 | 3 平松大志 | 4 鈴木和裕 | 5 初田真也 | 6 小椋祥平 | 7 村松潤 | 8 エジナウド | 9 鈴木孝明 | 10 金東燦 | 11 塩沢勝吾 | 12 サポーター | 13 椎原拓也 | 14 吉本岳史 | 15 大橋直矢 | 16 木村純哉 | 17 金澤大将 | 18 金基洙 | 19 西野晃平 | 20 倉本崇史 | 21 武田博行 | 22 森賢一 | 23 遠藤敬佑 | 24 島貫純 | 25 鈴木良和 | 27 岩舘侑哉 | 29 眞行寺和彦 | 30 中村英之 | 31 原田欽庸 | 32 大和田真史 | 監督 前田秀樹 | クラブ | |