横須賀海軍施設
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横須賀海軍施設(よこすかかいぐんしせつ、U.S. Fleet Activities Yokosuka)は、神奈川県横須賀市にある在日アメリカ海軍の基地。一般には横須賀基地(よこすかきち)と呼ばれることが多いが、日本の公的資料では「横須賀海軍施設」と呼称される。なお、地元では「ベース」、米軍関係者などからは他の施設との区別から「横須賀ベース」と呼ばれている。
基地には在日米海軍司令部が置かれている。第7艦隊の前方展開拠点として空母キティホーク、イージスシステムを搭載した巡洋艦及び駆逐艦(イージス艦)、フリゲートといった軍艦が事実上の母港としている。事実上の母港と呼称しているのは、本当の母港が本国にあるにも関わらず、そちらに帰ることなく、横須賀から出動して横須賀に戻ってくるため。
アメリカ国外で空母の母港として機能しているのはここ横須賀基地だけであり、これはこの基地の施設、人員を含めた優秀な整備能力を示している。仮にここが機能しなければ、修理などの際には往復でおよそ半月から1ヶ月も掛けてハワイの真珠湾またはアメリカ本土に戻る必要があり、前方展開拠点として重要な意味を持つ基地である。
2005年には、在日米軍再編の一環として、2008年にキティホークに替わって原子力空母ジョージ・ワシントンが配備されることが発表された。搭載されている原子炉の安全性についての不安等から、配備を問題視する声もある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 米軍横須賀基地ホームページ(英語)
- 横須賀海軍施設の状況(神奈川県内の米軍施設に関するページ)
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