水森亜土
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水森 亜土(みずもり あど、年齢不詳)は、東京都中央区日本橋出身のイラストレーター、歌手、女優、画家、作家。「劇団未来劇場」所属。愛称は「あどちゃん」。東京都武蔵野市在住。
夫は劇団未来劇場の主宰者である里吉しげみ。
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[編集] 経歴
櫻蔭女子学院を経てハワイのモロカイハイスクールに留学し、英語とジャズに触れる。1970年代にNHKのテレビ番組「たのしいきょうしつ」で、透明なアクリルボードに歌いながら両手で同時にイラストを描くパフォーマンスで話題になる。猫のキャラクターやカップルがキスしているイラストを得意にし、息の長い人気を誇って活躍。
その後、「劇団未来劇場」での女優業や童謡・アニメソングの歌手、声優、ジャズシンガーなどとして活動を続ける。
現在も、ソニー・クリエイティブプロダクツをはじめ各社から亜土ちゃんグッズが多数発売されており、また王子ネピアの紙おむつ「ドレミ」やフェザー安全剃刀の女性向け剃刀「マーメイド」等の商品や広告でもマスコットキャラクターとしてイラストが使用されている。
2004年にナムコから発売されたプレイステーション2用ゲームソフトのヒット作『塊魂』のサウンドトラックに参加。ゲーム中で使用される挿入歌『真っ赤なバラとジントニック』でボーカルを務める。本格派スウィング・ジャズ調の楽曲でありながら、彼女のキャラクターを存分に堪能でき、親しみやすい仕上がりとなっている。
[編集] 代表作品
[編集] シングル
- すきすきソング(1969年、ひみつのアッコちゃん)
- ミミちゃんとパンダ・コパンダ(1972年、パンダコパンダ)
- ぼくはハゼドン(1972年、ハゼドン 「ゲゲゲの鬼太郎」の後番組))
- 南の島のハメハメハ大王(1976年、みんなのうた)
- ワイワイワールド(1981年、Dr.スランプアラレちゃん)
- 恋の呪文はアパニャー・ドン(ウィス・ダーリアの「Apanya Dong」のカバー、新井武士による日本語詞)
- へそまがりんちょ(楽しいムーミン一家 79~104話のオープニング)
- いたずラッコ(1986年・みんなのうた)
- バカボンの歌~アミノサプリ編~(2002年)
[編集] アルバム
- すきすきソングス(2004年)小西康陽プロデュースのジャズアルバム 4988064123636/AVCW12363
- MINNY THE MUCHA(2003年)
- 塊魂サウンドトラック「塊フォルテッシモ魂」(2004年)
[編集] 出演作品
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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