江北 (足立区)
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江北(こうほく)とは東京都足立区西部の一地区。 住居表示では江北一丁目から江北七丁目まで所在。 郵便番号は〒123-0872
隣接する地域は北は谷在家および鹿浜、東は西新井および西新井本町および扇、南は扇、西は堀之内および椿。
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[編集] 広義の江北
広義の「江北」は住居表示における「江北」を含む周辺地域全体を指し、その範囲はかつての東京府南足立郡江北村に相当する。 旧江北村は現在の住居表示における江北を初め加賀、皿沼、谷在家、鹿浜、椿、堀之内、新田、宮城、小台を領域とした。 本稿においては住居表示における狭義の「江北」について記述する。
[編集] 地域
足立区南部を流れる第一級河川荒川放水路の東岸、尾久橋通りの西側に位置する町が江北である。南北に細長い町域を形成しており、地区北部を環七通りが東西に横断し、地区を南北に分断している。環七通り以北の江北六丁目および江北七丁目は比較的区画整理事業が行き届いているため、東西・南北に直線的な道路が整備されているが、環七通り以南の江北一丁目から江北五丁目の地域は昔ながらの街並みが広がり、細く曲がりくねった道が多い。
もともとは足立区西部地域の例に漏れない鉄道空白地帯に属していたが、2008年3月開業予定の新交通日暮里・舎人ライナーが完成すれば、一気に都心へのアクセスが向上することとなる。今後の発展が期待できる地域である。
[編集] 地名の由来
「江北」の地名は1889年(明治22年)の町村制施行で沼田、鹿浜、新田、加々皿沼、高野、谷在家、宮城、小台、堀之内の9か村が合併し「江北村」を形成したことに始まる。「江北」の由来は荒川(現・隅田川)の北に位置していたためであるという。
[編集] 交通
[編集] 鉄道
- 東京都地下鉄建設(現在建設中)
- 新交通日暮里・舎人ライナー : 江北駅 / 西新井大師西駅
[編集] 道路・橋梁
- 首都高速道路川口線
- 東京都道58号台東鳩ヶ谷線(尾久橋通り)
- 東京都道106号東京鳩ヶ谷線
- 東京都道107号東京川口線
- 東京都道307号王子金町江戸川線
- 東京都道318号環状七号線
- 東京都道450号新荒川葛西堤防線
- 江北橋
[編集] 施設
行政
- 江北センター(江北三丁目39-4)
- 江北区民事務所
- 江北社会教育館
- 江北体育館
- 江北図書館
幼稚園・保育園
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教育
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公園・広場
郵便局・銀行
- 足立江北二郵便局(江北二丁目28-3)
- 足立江北四郵便局(江北四丁目2-4)
- 足立江北郵便局(江北六丁目30-21)
商業
[編集] 史跡
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[編集] 歴史
江北地域は江戸時代の沼田村、高野村の領域にあたる。
[編集] 年表
- 1889年(明治22年)--月--日 周辺9か村を統合し江北村成立
- 1932年(昭和7年)--月--日 区制施行により足立区成立。江北村消滅
- 1969年(昭和44年)8月--日 住居表示実施で江北一丁目から江北四丁目成立
[編集] 関連項目
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