沖縄県道34号宜野湾西原線
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沖縄県道34号宜野湾西原線(おきなわけんどう34ごうぎのわんにしはらせん)は沖縄県宜野湾市大謝名と中頭郡西原町内間とを結ぶ一般県道。
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[編集] 概要
[編集] 区間
[編集] 通過自治体
- 宜野湾市-中頭郡西原町
[編集] 交差する路線
- 国道58号(起点)
- 沖縄県道251号那覇宜野湾線(宜野湾市大謝名)
- 沖縄県道241号宜野湾南風原線(宜野湾市真栄原)
- 国道330号(宜野湾市我如古)
- 沖縄自動車道(西原町森川・通過のみ)
- 沖縄県道29号那覇北中城線(西原町上原-現道、西原町棚原-旧道)
- 国道329号(終点)
- 国道331号(終点・国道329号と重複)
[編集] 主要施設
[編集] 路線バス
大謝名~我如古間は那覇バスターミナルから宜野湾市内の国道330号を経由して沖縄市・うるま市方面ゆきの路線が主に通っており、本数はかなり多い。一方我如古以東は乗り入れてはいるものの1日2~4本しかない。
- 宜野湾市大謝名~我如古間を通る路線
- 27番・屋慶名(大謝名)線(琉球バス交通・沖縄バス)
- 52番・与勝線(沖縄バス)
- 61番・前原線(沖縄バス)
- 80番・与那城線(沖縄バス)
- 110番・長田具志川線(琉球バス交通)
- 227番・屋慶名おもろまち線(琉球バス交通・沖縄バス)
- 宜野湾市大謝名~真栄原間を通る路線
- 22番・こどもの国宮里線(琉球バス交通)
- 宜野湾市真栄原~我如古間を通る路線
- 25番・普天間空港線(那覇バス) 中城経由は我如古~西原町上原間も通る
- 88番・宜野湾線(琉球バス交通)
- 90番・知花(バイパス)線(琉球バス交通)
- 288番・宜野湾おもろまち線(琉球バス交通)
- 290番・知花おもろまち線(琉球バス交通)
- その他の区間を通る路線
- 58番・馬天琉大泡瀬線(東陽バス) 西原町上原~内間
[編集] 歴史
- 1953年に宜野湾村(現宜野湾市)大謝名~真栄原間が琉球政府道34号線(のちに軍営繕道区間に指定)、同村我如古~西原村(現西原町)棚原間が琉球政府道我如古棚原線としてそれぞれ指定。当時は別路線でかつ西原側の終点は棚原だった。ちなみに真栄原~我如古間は琉球政府道5号線だった。
- 1965年に政府道我如古棚原線が34号線に編入され、宜野湾市大謝名~西原村棚原となる(真栄原~我如古は5号線と重複)。
- 1972年の本土復帰と同時に琉球政府道34号線が県道34号線となる(真栄原~我如古は国道330号となる)。
- 大謝名~真栄原間は比較的整備されていたが、我如古以東は1981年に琉球大学が現在地に移転されるまで道路状況がよくなかった。本格的に整備されるようになったのはその後からで、従来とは別ルートで整備され、終点も西原町棚原から東海岸の内間に変更された。1985年に路線名を「宜野湾西原線」に変更された。
- 1990年代には国道330号の本線が西原バイパスに移したのに伴い、真栄原交差点~我如古交差点間の旧道が県道に降格されこの路線となった。1994年には西原町上原~内間(終点)が開通した。この区間は高低差が大きく急勾配である。