浦河町
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浦河町(うらかわちょう)は、北海道の日高支庁管内にある町。日高支庁所在地。地震が大変に多いところである。
町名の由来は、アイヌ語の「ウララペツ」(霧の深い川の意)より。
目次 |
[編集] 地理
日高支庁沿岸中部に位置する。北部に日高山脈を有し、南部は太平洋に面する。 地震の発生が多い。
- 山: 楽古岳(1472m)、トヨニ岳(1493m)、ピリカヌプリ(1631m)、ソエマツ岳(1625m)、神居岳(1600m)
- 河川: 元浦川、日高幌別川、
- 湖沼:
[編集] 隣接している自治体
[編集] 気候
太平洋に面しているため、北海道としては気候は穏やかでケッペンの気候区分では西岸海洋性気候に分類される。夏はやませの影響を受けるため気温が低い。冬は雪が少なく、日照時間が比較的長い。
[編集] 沿革
- 1880年 浦河外19ヶ村戸長役場が設置される。
- 1882年 浦河外19ヶ村戸長役場から浦河外10ヶ村戸長役場に改称する。
- 1883年 浦河外10ヶ村戸長役場が2つの役場(井寒台村外6ヶ村役場と後邊戸村外3ヶ村役場)に分割される。
- 1884年 2つの役場(井寒台村外6ヶ村役場と後邊戸村外3ヶ村役場)が廃止され、浦河郡役所の直轄となる。
- 1897年 浦河郡役所が廃止され、浦河支庁(現在の日高支庁)の直轄となる。
- 1900年 再び浦河外10ヶ村戸長役場が設置される。
- 1902年 二級町村制を施行し、浦河町(浦河村、後鞆村(しろいずみ)、向別村(むこうべつ)、井寒台村(いかんだい)の4村が合併し、浦河村となるが、即日町制で浦河町となる)、西舎村、杵臼村、荻伏村の浦河町外3ヶ村組合役場となる。
- 1910年 荻伏村が分離・独立したため、浦河町外3ヶ村組合役場から浦河町外2ヶ村組合役場となる。
- 1915年 浦河町、西舎村(にしちゃ)、杵臼村(きねうす)の3町村が合併し、一級町村制の浦河町となる。
- 1956年 浦河郡荻伏村(おぎふし)を編入
- 1982年 浦河沖地震発生
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 経済
基幹産業は軽種馬の生産、漁業。サケ、マス、スルメイカ、日高昆布などが獲れる。
[編集] 教育
- 道立高等学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道288号浦河港線
- 北海道道348号野深荻伏停車場線
- 北海道道384号荻伏停車場線
- 北海道道481号上向別浦河停車場線
- 北海道道746号高見西舎線
- 北海道道1025号静内浦河線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光
- オロマップ展望台
- 西舎桜並木
- 浦河町立郷土博物館
- うらかわ優駿ビレッジAERU
[編集] マスコミ
- 日高報知新聞
[編集] 出身の有名人
[編集] 在住の有名人
- 佐藤愛子 作家(町内に別荘を持ち、長期滞在する)
- 鈴木翁二 漫画家
- 大倉直 ノンフィクション作家