濱田隆士
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濱田 隆士(はまだ たかし、1933年2月3日 - )は、宮崎県延岡市出身の男性古生物学者。専門は、アンモナイトの研究、地球環境変遷史。しばしば恐竜の解説でメディアに登場するが、東京湾におけるサンゴ礁の発見でも知られる。
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[編集] 略歴
- 1955年:横浜国立大学学芸学部(現・教育人間科学部)を卒業。
- 1960年:東京大学大学院数物系研究科地学専攻博士課程を修了し、東大より理学博士号を取得。
- 1980年:東大教養学部教授に就任。
- 1993年:東大を定年退官し、放送大学教授に就任。
- 2000年:福井県立恐竜博物館長に就任。
- 2005年:現在、東大名誉教授。
[編集] 業績
- 福井県立恐竜博物館長及び神奈川県立生命の星・地球博物館長を務めた。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『原色化石図鑑』(保育社 1966年)
- 『生きている化石』(保育社 1975年)
- 『化石入門』(小学館 1980年)
- 『地球科学への招待』(東京大学出版会 1986年)
- 『恐竜の図鑑(小学館 小学館学習百科図鑑 1990年)
- 『日本列島の地球科学』(放送大学教育振興会 放送大学教材)
[編集] 共著
[編集] 編著
- 『海と文明』(東京大学出版会 東京大学教養講座 1978年)
- 『日本列島のおいたち』(東海大学出版会 東海科学選書 1980年)
- 『続 日本列島のおいたち』(東海大学出版会 東海科学選書 1981年)
- 『生きている化石の謎』(東海大学出版会 東海科学選書 1984年)