爆転シュート ベイブレード (アニメ)

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『爆転シュート ベイブレード』（ばくてんシュート ベイブレード）は、ベイブレードバトルで世界一を目指す少年たちのストーリーを描いたアニメ作品である。なお、漫画版は「爆転シュート ベイブレード (原作)」を参照。

目次 [非表示] 1 タイトル 1.1 アニメ 1.2 映画 2 スタッフ 2.1 共通 2.2 各作品 2.2.1 （無印） 2.2.2 2002 2.2.3 Gレボリューション 2.2.4 激闘!!タカオVS大地 3 主な登場人物 3.1 BBA→Gレボリューションズ 3.2 白虎族（びゃっこぞく）→白虎（バイフーズ） 3.3 PPB→PPBオールスターズ 3.3.1 ユーロチーム 3.3.2 チームWHO（フー） 3.3.3 ボーグ→ネオボーグ 3.4 2002より登場 3.4.1 聖封士（セント・シールズ） 3.4.2 サイキック 3.4.3 その他 3.5 Gレボリューションより登場 3.5.1 バルテスソルダ 3.5.2 エフェサングレ 3.5.3 BEGA 3.6 その他の出演キャラ 4 Gレボリューション最終回放送においてのトラブル 5 作品評価 6 前後番組 7 外部リンク

[編集] タイトル

[編集] アニメ

• 爆転シュート ベイブレード (アニメ)（2001å¹´1月8æ—¥-12月24日）
• 爆転シュート ベイブレード2002（2002å¹´1月7æ—¥-12月30日）
• 爆転シュート ベイブレードGレボリューション（2003å¹´1月6æ—¥-12月29日）

[編集] 映画

• ベイブレード THE MOVIE～激闘!!タカオVS大地（2002å¹´8月17日公開）

[編集] スタッフ

[編集] 共通

• 原作 青木たかお
• 製作 テレビ東京／読売広告社／ディーライツ（テレビアニメ版共通）

[編集] 各作品

[編集] （無印）

• 監督 川瀬敏文
• シリーズ構成 相馬和彦／浦畑達彦
• アニメーション制作 マッドハウス

[編集] 2002

• 監督 竹内啓雄
• シリーズ構成 竹内啓雄／金相勲
• キャラクターデザイン 長森佳容／方承辰
• アニメーション制作 日本アニメディア（以後全てのシリーズで）

[編集] Gレボリューション

• 監督 橋本みつお
• シリーズ構成 長谷川勝己／金相勲
• キャラクターデザイン 長森佳容／方承辰

[編集] 激闘!!タカオVS大地

• 総監督 竹内啓雄
• 監督 やすみ哲夫
• シナリオ 竹内啓雄／三浦浩児／福嶋幸典
• キャラクターデザイン 長森佳容
• 制作 ディーライツ
• 製作 劇場版ベイブレード製作委員会

[編集] 主な登場人物

[編集] BBA→Gレボリューションズ

• 木ノ宮タカオ （声：くまいもとこ）
• 使用ベイ：ドラグーン（青龍）

本編の主人公。「ドラグーン」とその進化系ベイブレードを操る。正義感があり、ベイバトルに情熱を持つ少年。普段は祖父と2人で暮らしており、父親は考古学者で世界各地を周っており、母親は幼い頃に他界。歳の離れた兄の仁がいるが、父親の仕事についていった。カイを始め、様々なライバル達と出会い、バトルを経験していく事で、ブレーダーとしても人間としても成長していく事になる。

Gレボリューション編でも、B.B.A.チームの一員として世界大会に参戦する事になるが、共に戦ってきた仲間達が皆、敵チーム側のメンバーに入ってしまった事で、その事でのやるせなさを抱き、新メンバーの大地との口論や対立が絶えなかったが、徐々に受け入れられるようになり、立ち直ったタカオは見事、カイに勝利し、優勝を収めている。

そしてBEGAとの戦いでは、Gレボリューションズの筆頭として、ジャスティス5に参戦。ガーランドのアポロン、そしてブルックリンのゼウスと激闘を繰り広げた。

• 火渡カイ （声：高乃麗）
• 使用ベイ:ドランザー（朱雀）

タカオの宿命のライバルで最大の友。かつてはシェルキラーと呼ばれるギャング団のリーダー。巨大軍事企業「火渡エンタープライズ」の御曹司でもある。クールで、無愛想な性格だが、独学によってブレーダーの腕を極める努力家。馴れ合いや助け合いを嫌う様に見えるが、タカオ達がピンチの時に助言をする等、根は優しい人物。タカオが最強のブレーダーへと成長したのも、他ならぬカイの存在があってこそといえよう。

幼少時に祖父がオーナーである世界征服を目論む組織「ボーグ」に所属していたが、ブラックドランザーの影響でその時の記憶を失ってしまっていた。「ドランザー」とその進化系ベイブレードを操る。一度ヴォルコフのボーグに戻った際、再びブラックドランザーを使用しており、その邪悪な力に飲まれそうになるが、ドランザーを使用したタカオとのバトルを経て、タカオ達との和解後に再びドランザーを使用している。

Gレボリューション編では、ネオ･ボーグのメンバーとして世界大会に参戦。過剰なまでにタカオとの決着にこだわり続けていたが、BEGAの天才ブレーダー、ブルックリンに惨敗した事で挫折。一人彷徨い続けていたカイは、メタルスパイラルを使いこなす事も出来ずにいたが、ロメロとの邂逅を経て立ち直り、ジャスティス5に参戦。GレボリューションズのMr.Xとして見事ブルックリンのゼウスへのリベンジに成功する。

• 水原マックス （声：折笠愛）
• 使用ベイ:ドラシェル（玄武）

日本人の父親とアメリカ人の母親を持つハーフの少年。英語まじりの日本語をしゃべる。「ドラシエル」とその進化系ベイブレードを操る。陽気な性格をしているが、色々な料理にマヨネーズをかけて食べるのを好む悪食ぶりを見せる（それが原因でリックから「やっぱりお前とパートナーを組むのは嫌だ」と言われてしまう）。まだ母親離れの出来ない所があり、アメリカのP.P.B.チームを率いる母、ジュディが現れた際は、母が自分を見てくれないだけでなく、科学力を至上とする考え方に思い悩む日々が続いた。しかし、P.P.B.最強のブレーダーであるマイケルと戦い勝利した事で、ようやく母にも自分の戦い方を理解してもらえるようになる。

Gレボリューション編では、P.P.B.オールスターズの一員として世界大会に参戦するが、自分と同じ新メンバーであるリックとの衝突が耐えない状態で、連携戦における戦績が悪かったが、次第に友情を深めていく事になる。BEGAとの戦いでは、Gレボリューションズの一員としてジャスティス5に参戦。ミステルのポセイドンと戦い、引き分けに持ち込んでいる。

• レイ（金李） （声：久川綾）
• 使用ベイ：ドライガー（白虎）

中国の少数民族である白虎族（原作では牙族）出身のブレーダー。「ドライガー」とその進化系ベイブレードを操る。世界中を武者修行しており、その旅の途中で日本に来日し、タカオ達と出会う。タカオとの勝負の後、B.B.A.の一員となって世界大会に参戦する。アジア戦にて、同じ白虎族の仲間であるライ達との再会を果たすが、誤解とすれ違いによって対立状態になってしまい、その影響によってB.B.A.を危うく解散に追い込んでしまう状況を生み出してしまうことになったが、試行錯誤の末、ライ達との和解に成功するのだった。しかし、後のロシア決勝戦では、ボリスのファルボーグに紙一重で勝利するものの、鎌鼬による猛攻撃を前に重傷を負ってしまう事になる。

Gレボリューション編では、チーム「白虎（バイフーズ）」の一員として世界大会に参戦。ライとコンビを組み、巧みなコンビネーションで多くのブレーダー達を苦しめているが、カイの所属するネオ･ボーグに敗北した事で、タカオと勝負する事は出来ずに終わった。しかし、大会後にその心残りを払拭するべく、単身でタカオに勝負を挑んでいる。

BEGAとの戦いでは、Gレボリューションズの一員としてジャスティス5に参戦。モーゼスのギガースと壮絶な戦いを繰り広げるが、後一歩のところでスタジアムアウトとなり敗退する。

• 皇大地 （声：永澤菜教）
• 使用ベイ：ガイアドラグーン（黄龍）

原作では「外伝」の主人公。「ガイアドラグーン」とその進化系ベイブレードを操る。木ノ宮タカオに勝利すべく日本中を旅する。当初はがむしゃらに戦うだけであったが、様々な人々との出会いを経て、ブレーダーについて色々と学んでいく。GB版でも主人公を務め、『2002』では、劇場版に登場している。

TVアニメではGレボリューションで初登場。自分勝手であまりにも図々しい態度から、タカオとの衝突が絶えず、世界大会の選手に選ばれても、当初はその事もあって仲間とは認めてもらえなかった。しかし、次第に自分なりに仲間との連携について学ぶようになり、大会の中盤になって、ようやくタカオとも分かり合えるようになる。

BEGAとの戦いでは、Gレボリューションズの一員としてジャスティス5に参戦。ミンミンのヴィーナスと激闘を繰り広げたが、残念ながら敗退する。

• キョウジュ （声：桑島法子）
• 使用ベイ：アインシュタイン（カエル）

本名は「才媛マナブ」。BBAの頭脳のような存在。タカオとはクラスメイトである(2002より)。家はラーメン屋。

いつも「～です・ます」口調で話す。「アインシュタイン」というベイを持っているが、実力はいまいちである。そのメカニックとしての天才センスによって、タカオ達は次々と高性能なベイを手に入れ、勝利を収めていく事になる。

2002編ではあまり目立った活躍はなかったが、Gレボリューション編では、苦戦したものの世界大会代表選手選抜戦を勝ち抜き、世界大会の一選手として、バトル面においてもタカオをサポートする事になる。BEGA戦では、再びメカニックに専念して、他の世界大会代表のブレーダー達と共に、最強のベイブレード『ヘヴィメタルシステム』を完成させた。そのメカニックの腕は、ヴォルコフすらも恐れさせ、ヴォルコフ自身もキョウジュをノーマークにしていた事を悔やんでいた。

• 立花ヒロミ （声：菊池志穂）

アニメオリジナルキャラクターで、2002に初登場。タカオとキョウジュの同級生で、クラスの委員長。始めはベイブレードに興味を持たなかったが、タカオのベイバトルを見たことにより、少しずつベイバトルに興味を持つようになる。

• 大転寺会長 （声：大木民夫）

本名は、大転寺小五郎。BBAの会長。おっとりした外見と性格をしているが、なかなか食えない顔をした老人であり、タカオ達の成長を促すべく、ユーロチームと戦わせる等、色々と根回しをしている。

[編集] 白虎族（びゃっこぞく）→白虎（バイフーズ）

原作では牙族と名乗っている。

• ライ（声：永野広一）
• 使用ベイ：ガルオン（ライオン）

白虎族チームのリーダー格。レイとは幼馴染でライバル格。基本的には冷静沈着で礼儀正しい。

• マオ（声：熊谷ニーナ）
• 使用ベイ：ガルクス（山猫）

ライの実妹でレイを「レイ兄」と慕っている。勝気で好戦的ではあるが、正々堂々としたところがある。年少のキキに対しては姉のような立場でもある。

• キキ（声：嶋方淳子）
• 使用ベイ：ガルマーン（ハヌマン）

最年少メンバー。レイやタカオ達に対しての敵対心が最も高く、裏に回っての卑劣な策動をしてはライやマオ達に窘められていた。

• ガオウ（声：石川和之）
• 使用ベイ：ガルズリー（クマ）

大柄な少年であり、食いしん坊。実力はあるが、ややムラっ気あり。

• 老師タオ（声：塚田正昭）

[編集] PPB→PPBオールスターズ

• マイケル（声：山口勝平）
• 使用ベイ：トライグル（ワシ）

• リック・アンダーソン（声：室園丈裕）
• 使用ベイ：ロックバイソン（バイソン）

Gレボリューションに初登場。負傷したスティーブに代わりPPBオールスターズのメンバーで参戦。いつもラジカセを携帯しており、自己中心派である。

• エディ（声：菅沼久義）
• 使用ベイ：トライピオ（サソリ）

• エミリー（声：本間ゆかり）
• 使用ベイ:トライゲータ（ワニ）

• スティーブ（声：鈴村健一）
• 使用ベイ：トライホーン（バッファロー）

• 水原ジュディ（声：無印のみ篠原恵美、2002とGレボリューションでは冬馬由美）

マックスの母でPPBチームの監督

[編集] ユーロチーム

Gレボリューションではラルフとジョニーのみ登場。タカオが世界大会に出場すると予想していたチームだが、バルテスソルダの罠にかかり予選落ちした。

• ラルフ・ユルゲンス（声：松田祐貴）
• 使用ベイ:グリフォリオン（グリフォン）

• ジョニー・マクレガー（声：時田光）
• 使用ベイ:サラマリオン（サラマンダー）

• オリビエ・ポーランジェ（声：南央美）
• 使用ベイ:ユニコリオン（ユニコーン）

• ジャンカルロ・トルナトーレ（声：阪口大助）
• 使用ベイ：アンフィリオン（アンフィスバエナ）

[編集] チームWHO（フー）

無印編において、アニメオリジナルのチーム。メンバー全員がベイブレード世界大会予選ユーロ大会に参加していた選手であるが、ユーロチームのメンバーに敗退した上に、聖獣を持っていない事を卑下された事で、聖獣を持つブレーダー達を憎むようになってしまい、チームとして結集した。特異な姿をした邪悪な聖獣と契約しており、常に聖獣への憎しみが抑えられない為、聖獣を持つブレーダーを無差別に襲っている。

• ブラッド（声：神谷浩史）
• 使用ベイ:ドラキュオス（吸血鬼）

• ハウリング（声：高山勉）
• 使用ベイ：ウルフォス（狼男）

• ジャイ（声：山本尚弘）
• 使用ベイ：フランケオス（フランケンシュタイン）

• カイロナ（声:坂口賢一）
• 使用ベイ：バンデオス（包帯男）

[編集] ボーグ→ネオボーグ

• ユーリ・イヴァーノフ（声：森田チアキ）
• 使用ベイ：ウルボーグ（狼）

• ボリス・クズネツォーフ（声：水田わさび）
• 使用ベイ:ファルボーグ（隼）

• セルゲイ（声：杉田智和）
• 使用ベイ:シーボーグ（鯨）

• イワン（声：坂口あや）
• 使用ベイ：ワイボーグ（蛇）

[編集] 2002より登場

[編集] 聖封士（セント・シールズ）

• オズマ（声：甲斐田ゆき）
• 使用ベイ:フラッシュレオパルド（黒豹）

聖封士（セイントシールズ）のリーダー。「フラッシュレオパルド」とその進化系ベイブレードを操る。

幼少時より訓練ギプスを身につけて特訓していた。

• ドゥンガ（声：高戸靖広）
• 使用ベイ:ボルティックエイプ（ゴリラ）

ボルティックエイプを操り、途中で旧型が新型に（ブレードベースに注目）変る。 激情家で、相手の挑発などに強く憤る反面、負けるとマリアムに甘えるという一面を持つ。

• マリアム（声：小松由佳）
• 使用ベイ：シャークラッシュ（サメ）

セントシールズの紅一点。男勝りで高飛車な性格をしている。シャークラッシュを操る。 マックスと闘った際に、事故に巻き込まれ助け合う。その際にマックスとは恋愛感情のようなものが芽生えた。ツンデレキャラともいえる。

• ユスフ（声：松本さち）
• 使用ベイ:バニシングムート（象）

マリアムの弟。バニシングムートを操る。

[編集] サイキック

• ケイン山下（声：泰勇気）

「サイバードラグーン」を操る。

• ゴウキ（声：藤原泰浩）　

サイバードランザーを操る。

• サリマ（声：池田ひかる）

サイバードライガーを操る。

• ジム（声：山下亜矢香）

サイバードラシエルを操る。

[編集] その他

• ゼオ（声:柳井久代）　
• 使用ベイ：ゼロニクス（聖獣無し）→バーニングケルベロス（ケルベロス）

原作とアニメでは体が違う（原作では弟のレオン　アニメではロボット） 人間の体を手に入れるために四聖獣の力を手に入れようとし、玄武と朱雀を奪うものの、タカオの青龍の前に敗れ去ってしまった。

• ゴルド（声:菅沼久義）
• 使用ベイ:ブリザードオルトロス（オルトロス）

ゼオのパートナー。タカオの青龍を奪おうとするが敗れ去ってしまう。

• キング（声:野島裕史）
• 使用ベイ：アリエル（黒山羊）

クィーンとコンビを組むパーツハンター。ブレーダーとして高い実力を持っているが、相手のベイブレードを破壊して、負けた相手から高性能のパーツを奪い取る。タッグバトルを得意とする。

• クィーン（声：園崎未恵）
• 使用ベイ：ガブリエル（白山羊）

キングとコンビを組むパーツハンター。ブレーダーとして高い実力を持っているが、相手のベイブレードを破壊して、負けた相手から高性能のパーツを奪い取る。タッグバトルを得意とする。

[編集] Gレボリューションより登場

[編集] バルテスソルダ

メンバーは皆ヨーロッパ出身。監督のバルテスの命令で不本意ながら卑怯な手を使って、優勝候補と呼ばれていたユーロチームを倒し、予選を勝ち抜いてきた。本選でも初戦のPPBオールスターズとの試合で、わざとクロードを負傷させた上で負ける事で観客のPPBオールスターズへの印象を最悪にし、バイフーズとの試合ではベイブレードに刃物を仕込むという卑怯な手を使ってライとレイを撃破。だが第3戦のBBAレボリューションとの試合でタカオに戒められてからバルテスに謀反、正々堂々とバトルするようになった。

しかし元々世界を相手に戦える程の実力は持ち合わせていなかったためか、その後のネオボーグ、エフェサングレとの試合では全くいい所を見せられず、全てストレート負けを喫している。挙句の果てにネオボーグに敗れた時点で既にリーグ最下位が確定しており、エフェサングレとの試合はただの消化試合、さらにエフェサングレがあえて苦手な個人戦で挑んできたにも関わらずストレート負けを喫するという無様な結果に終わっている。それでも自分たちの意志で正々堂々と戦い抜いた彼らは充実した表情を見せていた。

ちなみにマチルダは、エフェサングレのラウルとのバトルをきっかけに彼に好意を抱いたようで、ジャスティス5に向けての強化合宿の際にラウルを巡ってジュリアとベイバトルを繰り広げているが、勝敗は明らかになっていない。

• ミハエル（声：結城比呂）
• 使用ベイ：デスガーゴイル（ガーゴイル）

• クロード（声：笹沼晃）
• 使用ベイ:キラーイーグル（鷲）

• マチルダ（声：今野宏美）
• 使用ベイ：ピアスヘッジホッグ（ハリネズミ）

• アーロン（声：石川和之）
• 使用ベイ:バッシングボアー（イノシシ）

• バルテス（声：上別府仁資）

セコイ手を使わせた監督で、実はヴォルコフの手下だった。

[編集] エフェサングレ

スペインのベイブレード芸人。ラウルとジュリアのコンビネーションは超一流である。 前半のネオボーグ、PPBオールスターズとの試合では個人戦しか認められていなかったために本来の実力を発揮できず、全くいい所を見せられずにストレート負けを喫したものの、ロメロの機転によりチームバトルが認められるようになってから本来の実力を発揮し、持ち前のコンビネーションでBBAレボリューション、バイフーズを撃破。だがラウルの「僕自身の力を試したい」という強い希望によりバルテスソルダとの試合ではあえて個人戦で挑み、これもストレート勝ち。見事決勝進出決定戦まで勝ち進んだ。

決勝進出決定戦では得意のチームバトルでBBAレボリューションと互角に渡り合うが、後一歩の所で敗れ去ってしまった。

• ジュリア・フェルナンデス（声：渡辺久美子）
• 使用ベイ：サンダーペガサス（ペガサス）

ラウルの姉。男勝りの強気の性格。非常に弟思いだがマオに「ブラコン」と呼ばれてしまう・・・。

• ラウル・フェルナンデス（声：木村亜希子）
• 使用ベイ:フレイムペガサス（ペガサス）

ジュリアの弟。姉とは反対で内気で心優しい性格。頭に血が上りやすいジュリアを上手くサポートしている。

• ロメロ（声：竹本英史）
• 使用ベイ：ラビアンローズ（薔薇）

エフェサングレの監督。自らもベイブレーダーでカイを追い詰めるほどの使い手である。ブルックリンに惨敗した事が原因で魂の抜け殻のようになっていたカイを立ち直らせた。

[編集] BEGA

• ミンミン（声：平野綾）
• 使用ベイ:ヴィーナス

アイドル兼ブレーダー。魔法のような力で変身することができアダルトモードになれる。

• モーゼス（声：高塚正也）
• 使用ベイ:ギガース

体は大きく、力も強い反面、気が弱く泣き虫。妹の手術のためBEGAに入ったため、それまでベイブレードを操った事はなかった。

• ガーランド（声：神谷浩史）
• 使用ベイ:アポロン

一族全員が一流のスポーツマンであるセットバルト家の一人で、カンフー技？も使う（アチョーーーー！など）。マニュアル通りの戦いしか出来ず、それをタカオに戒められた。

• ブルックリン（声：保志総一朗）
• 使用ベイ：ゼウス

チームの中で一番強いが、カイに敗れた事が原因で完全にキレてしまい、会場を破壊、さらにはブラックホールまで生み出すなど、とんでもない事をしてしまう。最終話でタカオと激闘を繰り広げ、劇中では勝敗は曖昧なままになっているが、公式サイトではタカオが勝った事になっている。

• ミステル（声：宮田幸季）

身体能力の高い不思議な少年。勝ち負けに固執しない傾向がある。彼がマックスと引き分けたので決勝ではどうにか敗北を免れる。

• 使用ベイ：ポセイドン
• ヴォルコフ（声：子安武人）旧ボーグのリーダー。BEGAを発足させベイブレード界を乗っ取ろうとしたが、結局失敗した。
• 木ノ宮仁（疾風のジン）（声：浪川大輔）
• 使用ベイ:メタルドライガー

元々BBAレボリューションの監督を務めていたが、ベイブレードのさらなる発展とタカオの成長を促すために、あえてBEGAのコーチになるという悪役を買って出る。メタルドライガーはBEGAに移籍してから使う事は無かった。

[編集] その他の出演キャラ

• ブレーダーDJ（声：無印のみ真殿光昭、2002、GレボリューションではブレーダーDJ）
• 水原太郎（声：宇垣秀成）:マックスの父でホビーショップを経営している。
• 笑顔湖太郎（声：松岡美佳）
• モニカ（声：広橋涼）:モーゼスの妹
• 木ノ宮龍之介（声：大塚周夫）:タカオの祖父
• ケイコ先生（声：久川綾）：タカオ達の小学校の担任の先生

[編集] Gレボリューション最終回放送においてのトラブル

2003年12月29日に放送されたGレボリューション最終回は、通常より30分早い午後5時30分から1時間スペシャルで放送された。

ところがこの件に関しては、アニメディア、アニメージュ、ニュータイプなどのアニメ情報誌では告知されていたが、番組内では放送中にテロップも流れず次回予告でさえも告知がされなかった。

そのため普段アニメ情報誌を見ない人たちは最終回が普段より30分早く放送され、しかも1時間スペシャルだという事を全く知る事が出来ず、普段通り午後6時からの放送だと思い込み、最終回の前半部分を観れなかった人々が続出した。当時はデジタル放送の環境が無かった事、また録画機器にも現在では当たり前となっている、番組放送時間の変更に伴う録画時間の自動修正機能を持つ物は一般家庭にはまだ広く普及していなかったために、余計に混乱を招く結果となってしまった。

タカオVSブルックリンの優勝を決める戦いという、番組の中で1番盛り上がる局面でしかも最終回。それを後半30分の部分しか観れなかったという事で、テレビ局に怒った視聴者からの「番組の再放送」を要求する抗議が多発した。しかし各テレビ局はこの件に関して、

• 著作権の権利者に許可を得ないといけない
• 許可を得るにあたって多額の費用がかかる
• 番組を再放送する放送枠が無い

事を理由に結局応じる事は無かった上に、中には

• 新聞のテレビ番組一覧に放送時刻を掲載したので、こちらに不備は無い

と開き直る局まであった。インターネットでもこの件に関しての抗議文が多数掲載されするというトラブルがあり、アニメ情報誌での読者投稿コーナーにおいても、この件に関してのテレビ局の対応の悪さを指摘する意見が続出した。

これにより結局再放送はされず、多くの人が最終回の前半部分を鑑賞、録画する事ができないまま放送は終了。なまじ爆発的な人気を誇る長編アニメであるが故に、大きな混乱を引き起こす事になってしまった。

なお、再放送がされた地方テレビ枠では特にこれといった問題も無く、2話に分離された地区がある以外は普通に放送された。

[編集] 作品評価

本作はベイブレード自体の、品切れが続出するほどの爆発的な人気の高さもあり子供たちから圧倒的な支持を得ただけでなく、話の分かりやすさや常に先の見えない展開、迫力あるバトルシーンなどもあり、多くの大人の心さえも掴んだ。また登場キャラクターの魅力などから女性のファンも数多く獲得した事でも有名である。番組の視聴率は常に他のアニメよりも遥かに高い水準をキープ。1クールや2クールで打ち切りになるアニメがほとんどという環境の中で3年間も放送を続ける事が出来た事から、放送局にとってどれだけ「金の成る木」だったのかが理解できる。

大人の心も掴んだが故に、子供には高すぎてとても手が出せないDVDさえも高い売り上げを記録した。さらにアニメに夢中になった事をきっかけに、価格の安さもありベイブレードを集め出す大人までもが続出。これによりただでさえ入手困難だったベイブレードが、購入層の増加に伴い余計に入手困難になってしまうという相乗効果まで生み出した。

とはいえ番組放映当時はネットオークションがまだ広く普及していなかったので購入層は限られていた。だがもしネットオークションの普及率が現在ほど高ければ転売目的での購入者までもが続出し、さらに混乱に拍車がかかっていたであろうと推測される。

上記の事から前述したGレボリューション最終回放送の際のトラブルがあったとはいえ、興行的には大成功を収めたと言ってもいいだろう。アニメの放送終了に伴いベイブレードの人気も徐々に沈静化していったが、今作が玩具業界に与えた影響はとてつもなく大きい物であった。

一方で、Gレボリューションにおいて4勝1敗のネオボーグではなく、何故か3勝2敗のBBAレボリューションが世界大会で優勝する、敵対キャラと簡単に和解しすぎ（特に2002においてキングとクィーンがタカオと和解するシーンなどは、あまりにも強引すぎるとの意見もある）、キャラの強さの相関図が不透明（ジュリアとラウルがユーリとカイにボロ負けしたのに、彼らと互角に渡り合ったタカオや大地を相手に互角に渡り合う）など、批判も少なからず存在している。

[編集] 前後番組

テレビ東京系列 月曜18:00枠（2001年1月～2003年12月）
前番組	爆転シュート ベイブレード シリーズ	次番組
六門天外モンコレナイト		B-伝説 バトルビーダマン

[編集] 外部リンク

• 公式サイト
• ジェット　2002後半のオープニングテーマ
• What's the answer ?　2002後半のエンディングテーマ