片山恭一
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片山 恭一(かたやま きょういち、1959年1月5日 - )は日本の男性小説家。愛媛県宇和島市生まれ、福岡県在住。愛媛県立宇和島東高等学校、九州大学農学部卒業。同大大学院博士課程(農業経済学)中退。
1986年「気配」で文学界新人賞を受賞しデビュー。
代表作は、故郷の宇和島市を舞台にした『世界の中心で、愛をさけぶ』。2001年4月に出版され、ベストセラーとなり、2004年5月に発行部数306万部となり、国内単行本最多記録となった(しかし、合計売り上げ部数では『ノルウェイの森(上)(下)』には未だ及んでいない)。売り上げに反して(あるいは売り上げゆえに)、文壇では高く評価されていない。
ちなみに映画のロケ地は宇和島ではなく、同じ瀬戸内海に面する香川県庵治町。ドラマのロケ地にいたっては伊豆の稲取・修善寺・松崎である。
[編集] 著作
- きみの知らないところで世界は動く (1995年 新潮社、2003年 ポプラ社)
- ジョン・レノンを信じるな (1997年 角川書店)
- DNAに負けない心 (2000年 新潮社)
- 世界の中心で、愛をさけぶ (2001年 小学館)
- 満月の夜、モビイ・ディックが (2002年 小学館)
- 空のレンズ (2003年 ポプラ社)
- もしも私が、そこにいるならば (2003年 小学館)
- 最後に咲く花
など