牧村三枝子
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牧村 三枝子(まきむら みえこ、1953年12月21日 - )は、北海道美唄市出身の演歌歌手。
1972年、「少女は大人になりました」でデビュー。その後はヒット曲に恵まれなかったが、1978年に同じレコード会社のポリドール(現在のユニバーサルミュージック)の先輩である渡哲也がかつてアルバムで発表した『みちづれ』を、牧村がシングルとして発表すると、翌1979年には100万枚の売上げを記録の大ヒットとなった。その他『友禅流し』などもヒットさせており、NHK『紅白歌合戦』には過去4回出場した。
ただ、その後はヒットに恵まれず、演歌のリストラが増え始めた1997年に、長年所属していたポリドールとの契約を打ち切られてしまった。その後バップへ移籍、演歌歌手を続けていたが、2002年頃、肝硬変を患い約2年間の闘病生活を送っていた。一時は「余命5年」と言われるほどの重病であったが、現在は快方に向かい、社会復帰を果たしている。
牧村は未だに独身を貫いている。「私が結婚したい男性は同じレコード会社の先輩でお世話になった渡さんか、亡くなった石原裕次郎さんの二人だけ。それ以外の男性との結婚は考えられない」と語っている。
目次 |
[編集] NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|---|
1981年(昭和56年)/第32回 | 初 | みちづれ | 10/22 | 細川たかし | |
1982年(昭和57年)/第33回 | 2 | くちなしの花 | 12/22 | 新沼謙治 | |
1983年(昭和58年)/第34回 | 3 | 樹氷の宿 | 8/21 | 千昌夫 | |
1984年(昭和59年)/第35回 | 4 | 冬支度 | 11/20 | 村田英雄 |
(注意点)
- 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
- 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。
[編集] 代表作
- みちづれ(1979年)
- 友禅流し(1990年)
[編集] テレビ出演
- 「NHK歌謡コンサート」(2006年12月5日、NHK総合)
- 「森田一義アワー 笑っていいとも!」(※テレフォンショッキングゲスト。フジテレビ)
- 「ニュースステーション」(※ゲスト出演。テレビ朝日)
- 「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ)
- 「BSふれあいステージ」(NHK衛星第2テレビジョン、2007年4月9日)