新沼謙治
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新沼謙治(にいぬま けんじ、1956年2月27日 - )は、日本の演歌歌手。 岩手県大船渡市出身。
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[編集] 略歴
- 大船渡市立第一中学校を卒業後、集団就職により栃木県宇都宮市の左官業で働く。1975年、日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」に出場、五木ひろしの「哀恋記」を歌って合格(余談だが、出場までは予選会で4度も落選し、5度目の予選でやっと本番に出場できた)。
- 1976年2月1日、日本コロムビア(現・コロムビアミュージックエンタテインメント)から「おもいで岬」でレコードデビュー。代表曲に「嫁に来ないか」、「ヘッドライト」、「渋谷ものがたり」、「津軽恋女」、「左官職人 こね太郎」など。
- 朴訥とした風貌とズーズー弁を喋るその雰囲気を買われ、映画やドラマにも出演した。
- 趣味のバドミントンが高じ、バドミントン全英オープンを4連覇した世界的選手の湯木博恵と結婚した。
- また、愛鳩家としても有名で、レース鳩業界ではちょっとしたカリスマ的存在である(ただし現在はレース鳩は飼っていない)。
- ナムコ発売のプレイステーション2用ゲーム『塊魂』の挿入歌ではHIPHOP曲を担当し、ズーズー弁のラップを唄うことで、歌唱力の幅の広さを見せ付けた。
- 2003年頃より通信カラオケシステムDAMの機種改良に伴い、同機種で配信する新沼の代表曲で背景映像に新沼本人が出演する映像が一部曲で採用されている。本人出演映像が採用されている曲に「嫁に来ないか」、「ヘッドライト」、「酒とふたりづれ」等がある。
[編集] 代表曲
- 「おもいで岬」(1976年)
- 「嫁に来ないか」(1976年)※NHK紅白歌合戦初出場(1976年)曲
- 「ヘッドライト」(1977年)※NHK紅白歌合戦2回目出場(1977年)曲
- 「北挽歌」(1977年)※NHK紅白歌合戦3回目出場(1978年)曲
- 「黒潮列車」(1978年)
- 「青春想譜」(1979年)※NHK紅白歌合戦4回目出場(1979年)曲
- 「さすらい派」(1980年)※NHK紅白歌合戦5回目出場(1980年)曲
- 「待たせたね」(1981年)※NHK紅白歌合戦6回目出場(1981年)曲
- 「北の故郷」(1982年)
- 「酒とふたりづれ」(1983年)※NHK紅白歌合戦8回目出場(1983年)曲
- 「旅先の雨に」(1984年)※NHK紅白歌合戦9回目出場(1984年)曲
- 「旅の章」(1985年)※この年の紅白歌合戦には出場できず
- 「情け川」(1986年)※NHK紅白歌合戦10回目出場(1986年)曲
- 「津軽恋女」(1987年)※NHK紅白歌合戦11回目出場(1987年)曲
- 「めぐり逢い赤坂」(1987年)※デュエット:松原のぶえ
- 「さよなら橋」(1988年)※NHK紅白歌合戦12回目出場(1988年)曲
- 「渋谷ものがたり」(1990年)※NHK紅白歌合戦13回目出場(1990年)曲
- 「北を恋うる歌」(1991年)
- 「大雪よ」(1992年)
- 「男のやせがまん」(1994年)
- 「風まかせ夢まかせ」(1996年)
[編集] 出演映画
[編集] 出演ドラマ
[編集] 関連
[編集] 外部リンク
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