福岡県立戸畑高等学校
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福岡県立戸畑高等学校(ふくおかけんりつ とばたこうとうがっこう)は、福岡県北九州市戸畑区にある県立の高等学校の一つである。福岡県第3学区においては小倉高校につぐ進学校である。最近では野球部や吹奏楽部の実績が目立っており、特に野球部はここ数年で複数回、春の全国選抜高校野球に出場している強豪である。また、バンカラな気風を残す伝統の応援団は、一般的には珍しい女子団長の活躍で話題になった。
学校行事の運営は生徒会が中心になって自主的に行われており、教師の関与は少ない。よって、非常に自治的な雰囲気がある。なお、校訓は「自主」と「調和」である。
戸畑高校校歌と応援歌は、作詞が芥川賞作家の火野葦平、作曲が「栄冠は君に輝く」、「六甲おろし(阪神タイガース)」などで著名な古関裕而である。
近年、校舎の全面改築により五階建て体育館直結式の新校舎となり、県立高校にはめずらしくエレベーターが設置されている。グラウンドも整備され、テニスコートや陸上部専用レーンなどが設けられている。
敷地の裏には菖蒲で有名な夜宮公園があり、菖蒲の咲くころには多くの人が集まる。春は花見スポットとしても人気である。
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[編集] 学科
- 全日制
[編集] 沿革
- 1936(昭和11)年 福岡県立戸畑中学校の設立と開校が許可。男子校としてスタート。
- 1937(昭和12)年 仮校舎の様子を記念映画として撮影。
- 1938(昭和13)年 校舎完成。仮校舎から移転。
- 1948(昭和23)年 学制改革により福岡県立戸畑高等学校へ。男女共学となる。
- 1949(昭和24)年 戸畑市立女子高等学校を統合。
- 1951(昭和26)年 夜間課程を福岡県立戸畑高等学校定時制課程と改称。
- 1953(昭和32)年 野球部、第39回全国高校野球大会に初出場。
- 1959(昭和34)年 野球部、第31回選抜高等学校野球大会に初出場。夏には2回目の全国選手権大会出場。
- 1961(昭和35)年 野球部、3回目の全国選手権大会出場。
- 1966(昭和41)年 図書館完成。
- 1977(昭和52)年 野球部、2回目の選抜大会に出場。
[編集] 年間行事
戸高3大行事
- 文化祭(春)
- 体育大会(秋)
- 予餞会(冬)