第七十八国立銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第七十八国立銀行(だいしちじゅうはちこくりつぎんこう)は、明治期に大分県中津町(現中津市)で設立された銀行。
1878年(明治11年)10月に中津町で、中津藩士族を中心に設立、初代頭取は山口広江。1888年(明治21年)8月、八王子銀行(神奈川県八王子町(現東京都八王子市)に買収され、本店を中津から八王子に移転、中津にあった本店は中津支店になる(その後中津支店は第二十三国立銀行に統合)。1898年(明治31年)10月、営業満期国立銀行処分法に基づき、私立銀行八王子第七十八銀行に改称。1909年(明治42年)1月22日、任意解散。
[編集] 沿革
- 1878年(明治11年)10月19日:大分県中津町で設立
- 1878年(明治11年)11月20日:開業
- 1888年(明治21年)8月:八王子銀行に買収され、本店を八王子に移転
- 1890年(明治23年):中津支店が第二十三国立銀行に統合される
- 1898年(明治31年)10月:八王子第七十八銀行に改称
- 1909年(明治42年)1月22日:任意解散