荒木陽子
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荒木 陽子(あらき ようこ、1947年 - 1990年)は、日本のエッセイストである。旧姓は青木(あおき)。東京都生まれ。通称「アラーキー」の名で呼ばれる写真家荒木経惟夫人として知られる。
夫との共著である「東京日和」を原案に、竹中直人監督・主演で映画化された。また、陽子をモデルにした「ヨーコ」には中山美穂がついた。
[編集] 経歴
- 1947年、東京都に生まれる。
- 東京都立白鴎高等学校入学。同期には漫画家の池田理代子、俳優の柴俊夫らがいる。
- 高校卒業後、大手広告代理店電通に入社。
- 1971年、同じく電通に勤務していた荒木経惟と結婚。
- 1990年、子宮筋腫のため、東京女子医大病院にて逝去。
[編集] 著作
- 「10年目のセンチメンタルな旅」(1982年、冬樹社) 夫と共著(1992年、筑摩書房から再刊)ISBN 4480872086
- 「東京は、秋」(1982年、三省堂書店)夫と共著(1992年、筑摩書店から再刊)ISBN 4480872078
- 「荒木経惟写真集 ノスタルジアの夜」(1984年、白夜書房)夫と共著
- 「酔い痴れて」(1987年、白夜書房)夫と共著
- 「東京日和」(1993年、筑摩書店)夫と共著 ISBN 4480872140
- 「愛情旅行」(1996年、マガジンハウス)、夫と共著 ISBN 4838707800
- 「愛情生活」 (1997年、作品社)
[編集] 陽子の登場する写真集
荒木経惟撮影の写真集にかなりの割合で彼女は登場するので、ここでは中心的な被写体として彼女を撮っている写真集に限った。