蒸留酒
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蒸留酒(じょうりゅうしゅ)とは、醸造酒を蒸留して作られた酒。一般にアルコール度数が高いのが特徴である。世界各国に、その地域に応じた様々な蒸留酒がある。
[編集] 蒸留の原理
酒はアルコールと水を主とするその他の成分が混合した状態にある。アルコールの沸点は約78.325℃、水の沸点は約100℃であるため、酒を加熱するとアルコールの方が蒸発しやすい。この蒸気を集めて液体に戻すと、元の酒よりもアルコール度数の高い酒を作り出すことが出来る。この度数の高い酒が蒸留酒である。これをそのまま、または、樽などで熟成させたのち、飲用する。