藤岡佑介
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藤岡 佑介(ふじおか ゆうすけ、1986年3月17日-)はJRA(日本中央競馬会)の騎手。滋賀県出身。栗東所属。父・藤岡健一は栗東所属の調教師であり、弟・藤岡康太は同じ栗東所属の騎手として2007年にデビューした。
[編集] 来歴
2004年3月6日、中京競馬第2競走のシルクマイスターでデビューし、16頭立ての3着に入る。初勝利は同年3月13日、中京競馬第1競走のアスカクイーン。同年3月27日、中京競馬の沈丁花賞をトップオブワールドで制し、早くも特別競走勝利を挙げると、その後も函館記念でワイルドスナイパーに騎乗し3着、暮れの朝日杯フューチュリティステークスでGI初騎乗を果たす(16頭立ての13着)などの活躍を見せ、この年35勝を挙げ、JRA賞(最多勝利新人騎手)を獲得した。
2005年にはさらに成績を伸ばした。1月30日の京都牝馬ステークスで父が管理するアズマサンダースに騎乗して勝利し重賞初制覇を飾るなど、62勝を挙げ、2年目にして関西リーディングのトップテンに入る華々しい活躍をした。
2006年1月28日の小倉競馬第4競走で勝利し、デビューから丸2年以内にJRA通算100勝を達成。これは近年では武豊、上村洋行、福永祐一らしか達成していない快挙である。
2007年3月1日をもって、2004年のデビュー以来所属していた作田誠二厩舎からフリーへと転向した。
[編集] 重賞勝ち鞍
- 2005年
- 京都牝馬ステークス(アズマサンダース)
- 2006年
- 2007年